本日3月4日をもちまして、たすくが11周年を迎えました!
皆様と喜びを分かち合いたく、記念動画を撮影いたしましたので、ぜひご覧くださいませ。
たすく11周年記念動画
本日3月4日をもちまして、たすくが11周年を迎えました!
皆様と喜びを分かち合いたく、記念動画を撮影いたしましたので、ぜひご覧くださいませ。
たすく11周年記念動画
「同世代の子供に比べ言葉が少ない」
「動き回ってしまい、大人の指示に従えない」
「学校の勉強についていけない」
「得意・不得意の差が激しい」
「授業の板書に時間がかかる」
「約束ごとをわすれやすい」
「言いたいことがまとまらない」
お子さんのこんな様子が気になったことはありませんか?お子さんの困りごとの裏には、お子さんの発達の凸凹が隠れていることがあります。お子さんの苦手なことを支援し、お子さんの得意なことを伸ばすことで、お子さんの可能性が広がります。
図の中央にある「社会参加」を目指すために、8つの軸でお子様の特性を理解し、未来志向のアプローチにつなげています。
ぜひ弊社のアセスメントの視点をご体験いただき、お子様の成長の方向性を感じていただきたいと思います。ぜひお申し込みくださいませ。
日時:2019年3月10日(日) 9:00~17:00
※一時間ごとの予約制です。先着順で空いている時間帯にご案内いたします。
場所:サンマリーンながの・リサイクルプラザ(長野市松岡2−26−7)>>Googleマップ
日時:2019年3月9日(土) 13:00~17:00
2019年3月10日(日) 13:00~17:00
※一時間ごとの予約制です。先着順で空いている時間帯にご案内いたします。
3/10(日)の午前中は鹿児島大学肥後教授の講演会を開催します。よろければこちらもお申し込みください。
会場:かごしま県民交流センター(鹿児島市山下町14−50)>>Googleマップ
※3/9の会場は変更になる可能性がございます。
コース | 料金 |
---|---|
個別相談会(アセスメントを含む) | 10,000円 |
下記の内容を電話、FAXまたはメールにてお知らせください。
TEL/FAX: 03-6273-9436(代表)
皆さんに見ていただきたいデータがあります。
この円グラフは、発達障がいのあるお子さんを育てる保護者にアンケートを取った結果です。お子さんが18歳の時に、親がお子さんの就業に希望を持てていないことがわかります。衝撃的なデータです。私たち支援者がどんなに就労支援をしようとアプローチしても、働きたいという気持ちがない人を支援することはできません。とても大きな問題です。
では、就労への希望を失わず、苦労して就労を実現した後はどうなるのでしょうか。続いて、賃金のデータを見てみます。
知的障がい者の賃金は非常に低いです。なぜなら、彼らは働く時間を1日6時間以下に抑えられているからです。「あなたたちに仕事は特にないので、居てもらえるだけ良いです。そして6時間で帰ってください」と言われてしまう。たとえ本人は働きたいと思っていても。
もう一つ重要なデータがあります。知的障がいがあると、認知症が早く進む可能性があります。これも科学的なデータとして分かってきました。
上の図の定型発達(点線の折れ線グラフ)を見ると、75歳ぐらいのタイミングで心身の機能が落ちます。一方で、知的障がいがある場合、45~55歳ぐらいのタイミングでガクッと落ちてしまいます。そして、このタイミングはちょうどご両親が75歳ぐらいの頃です。ご両親の認知機能が落ちてくる時期に、お子さんも認知症になる可能性があります。つまり、45歳から55歳の間を見据えながら、それまでの期間に職業人としてきちんと稼いで、備えておくことが重要になります。
僕はこれらの問題を社会起業家として解決したい。
これらの問題を解く重要なポイントが「モラトリアム期間(猶予期間)」だと考えています。
特別支援学校の高等部は卒業のタイミングで進路を決めます。でも、本当に高校3年間で人生の決断を下せるのか。16~18歳で自分自身を理解し、適性を見極め、進路を決めることが出来る高校生がいますか? 自分に合った仕事を選べず、就職しても、職場に馴染めなかったり能力と合わない仕事だったりして、離転職を繰り返す可能性があります。
定型発達の高校生だって迷いながら、大学や専門学校に進みますよね。弊社の拠点がある新宿早稲田は、少し前まで早稲田大学を受ける受験生でごった返していました。なぜ発達障がいのある青年には「モラトリアム期間(猶予期間)」がないのでしょうか。僕はこの仕事を選ぶことで迷ったことがないです。なぜだと思いますか?徹底的にモラトリアムが長かったからです。26歳まで親のすねをかじって、モラトリアム期間を過ごしていました。そういう人は強いです。僕は発達障がいのある青年たちにもそれを味合わせてあげたい。
では、彼らがモラトリアム期間を過ごすことが出来る場所はあるか? 残念ながらほとんどありません。幼い頃は公的な支援が充実していますが、高校を出たらほとんど教育的なサービスがない状態に追いやられます。年齢が上がるに従って状態が個別化し、ニーズは多様化するわけですから、本来は選択肢が増えるべきですよね。
幼少期は家族や支援者が子どもを理解するためにアセスメントを行いますね。幼少期にアセスメントをすれば青年期は不要でしょうか? 僕はそうは思いません。青年期には適応行動や生活場面から「本人の自己理解」を促すアセスメントの重要度が増すのです。青年期にこそまさに私たちが培ってきたアセスメントが大事なのです。
青年期に必要な支援を届けたい、と考えて立ち上げたサービスが「トライフル」です。私たちはこのサービスを「特別支援型大学」と捉えています。
トライフルでは「職業ライセンス検定」と「意思決定のための母国語を育てる」ということを重要視しています。
大学はライセンスを取りに行くところです。自立に役立つものを手に入れられなければ意味がありません。トライフルに入るお子さんやご家族には、「職業ライセンスを取って自立するんだ」ということを最初から意識づけさせたいと考えています。
また、意思決定のための母国語も非常に重要です。「意思決定」とは何だと思いますか?僕は「愚行権を行使すること」だと思っています。愚行権とは、他者から愚かな行為だと評価・判断されても、他者を巻き込まず個人の領域に関する限り誰にも邪魔されない自由のことです。自分のやりたいことを自分の言葉で表明する、それが意思決定の第一歩だと思います。全ては意思決定支援なんだ、と見据えながら、言語技術教育・論理の学習を行っていきます。大切なのは言語で思考するプロセスなのです。
最後に、トライフルを実行していくうえで、私たちが大切にしている言葉を紹介します。
この強い信念、「磨くんだ」という思いを、この仕事に携わる人間は忘れてはいけません。
可能性を伸ばすため、一人一人の脳と体の特徴を診るアセスメントが欠かせません。この春、アセスメントに基づく療育・教育を行う「たすく鹿児島教室」を開設いたします。たすくは、鹿児島の地域に根ざし、発達に凸凹がある人のオーダーメイドのサポートを進めていきます。その開設記念講演会として、肥後祥治先生(鹿児島大学 教育学部 特別支援教育教員養成課程 教授)をお招きして、ご家族とともに、お子さんの行動や特性を理解して、療育・教育を行うためのポイントをお話しいただきます。
障がいがある子どもの療育の再点検 ~子供-保護者-支援者の緊密な連携の鍵~
肥後祥治先生 (鹿児島大学 教育学部 特別支援教育教員養成課程 教授)
2019年3月10日(日) 9:30~12:00
かごしま県民交流センター(鹿児島県鹿児島市山下町14−50)>>Googleマップ
3,000円
100名
たすくの専門家にお子様のことを相談できる個別相談会も開催中です。詳細はこちらをご参照ください。
下記の内容を電話、またはお問い合わせフォームにてお知らせください。
TEL/FAX: :03-6273-9436