【3/10(日)@鹿児島】鹿児島大学肥後教授が「障がいがある子どもの療育・教育のポイント」を講演します
2019年2月25日 月曜日 / カテゴリ:News & Topics 研修会に関する情報 鹿児島
たすく鹿児島教室の開設記念講演に肥後先生(鹿児島大学教授)がお越しいただけることになりました!
発達に凸凹があるお子さんの可能性は無限大です。
可能性を伸ばすため、一人一人の脳と体の特徴を診るアセスメントが欠かせません。この春、アセスメントに基づく療育・教育を行う「たすく鹿児島教室」を開設いたします。たすくは、鹿児島の地域に根ざし、発達に凸凹がある人のオーダーメイドのサポートを進めていきます。その開設記念講演会として、肥後祥治先生(鹿児島大学 教育学部 特別支援教育教員養成課程 教授)をお招きして、ご家族とともに、お子さんの行動や特性を理解して、療育・教育を行うためのポイントをお話しいただきます。
開催概要
テーマ
障がいがある子どもの療育の再点検 ~子供-保護者-支援者の緊密な連携の鍵~講師
肥後祥治先生 (鹿児島大学 教育学部 特別支援教育教員養成課程 教授)日時
2019年3月10日(日) 9:30~12:00場所
かごしま県民交流センター(鹿児島県鹿児島市山下町14−50)>>Googleマップ参加費
3,000円定員
100名個別相談会も開催しています
たすくの専門家にお子様のことを相談できる個別相談会も開催中です。詳細はこちらをご参照ください。
お申込み、お問い合わせ
下記の内容を電話、またはお問い合わせフォームにてお知らせください。
TEL/FAX: :03-6273-9436
Q. 息子が授業に集中できず、歩き回ってしまうんです
2019年2月25日 月曜日 / カテゴリ:News & Topics 教室ブログ
たすくの先生が保護者の皆様からよくいただく質問に一生懸命に答えるシリーズです。今回の質問はこちら。
たすくの先生がどうしたらよいか、一生懸命に考えてみました
小学校での学習場面で困っているということですね。幼稚園から小学校へ進学すると、学習活動を中心とした生活に切り替わりますので、小さい時には目立たなかったことが、少しずつ顕在化することがよくあります。
私がよく対応する札幌教室や早稲田アセスメントセンターでは、小学生のお母さんから多くのご相談が寄せられます。お子さんの支援の方法を一緒に考えてみましょう。
支援方法を考えるうえで最も大切なことが「お子さんを理解する」ことです。困っている場面をどう分析し、お子さんの理解へのつなげていくかをご説明します。
まず、お子さんの目線でその場面を捉えなおしてみましょう
今回、お母さんは、先生から「お子さんが授業中に集中できずに席を立ってしまっている」状況を報告されたのですね。
学校は、幼稚園と比較して学級全体での一斉授業が多くなりますので、そこから少し逸れてしまう場面が多くなると『困っている』という状況になります。
それは、先生が、授業を進められなくて『困っている』ことと、お子さんが何かの理由で授業に参加できなくて『困っている』ことの両側面があります。
まずは先生側の目線ではなく、お子さんの目線に立って、状況を捉え直していきましょう。
お子さんの立場で問題を整理しよう
- □ お子さんが、意欲的に参加している活動は何だろう?
- □ お子さんが、歩き回ってしまう活動は何?
- □ お子さんが、歩き回った結果、何をしているの?
- □ お子さんが、テストを受けることができるのは何故だろう?
お子さんの得意・不得意を掘り下げて考えてみましょう
次に、もう少し詳しく学習内容ごとに、振り返っていきましょう。小学校では、様々な教科領域について学習活動を進めています。それは、国語、算数、生活、図工、体育、特別活動などです。
もちろん教科そのものも特徴はありますが、さらに学習内容(単元)によって同じ教科でも、求められるテーマが変わりますよね。例えば、国語なら「読む」「書く」「話す」などがあります。
また、学習の進め方にも特徴が出てきます。先生の話を聞きながら学ぶ授業もあれば、友達と一緒に活動する授業もあります。
つまり、学習内容や学習方法の違いによって『困っている』様子が異なっている可能性が高いのです。
お子さんが歩き回ってしまう学習内容や学習方法を整理しよう
- □ 学校では、どのような課題のとき、歩き回ってしまうのでしょう?
- □ 学校では、どのような工夫をしてくださっているのでしょう?
- □ 学習内容や学習形態による集中力の違いはあるのでしょうか?
最後に、本人が困ったときの対応策を考えます
どのお子さんも、得意・不得意はあります。その凸凹が少し顕著になって学習活動に困っているならば、学習支援を工夫する必要があります。
例えば、次のようなことに困っていることが考えられます。
お子さんが困っている本当の理由の例
- ・言葉の聞き取りや理解に課題がある
- ・話し言葉の組み立てや発話が苦手
- ・身体の不器用さ
- ・情報があまり覚えられない(または考えるときに忘れてしまう)
- ・うまく行かないときの対応が身についていない など
低学年のお子さんは、自分から学習方法を工夫することが難しいです。そのため、ご家族や先生などの支援者が、得意な学習方法やツールを提案して、さらに本人がそれらを使いこなせるようにフォローし、成功体験を積み重ねることを重視していきましょう。
その結果、低学年のうちに学んでいくべき知識技能を身につけ(=一定の学力)、どうやったらうまくいくかを知ること(=年齢の応じた自己理解)につながります。しっかりと学習に参加取り組むことで、「できた!」という自信につながり、次の挑戦に向かうモチベーションとなります。
一人一人の困っている状況を把握して、お子さんの学習のスタイルや認知の特徴を理解していくことで、しっかりと学習を支えることができます。
たすくでは4月入会生を募集中です
教育のこと、子育てのことで気になることや不安なことがある保護者のみなさま、まずは『子どもの専門家』に相談してみませんか?たすくではまずはお子さんのアセスメントを行い、お子さんの得意なことや持っている力を伸ばす学習方法などについてオーダーメイドでご提案いたします。
大切なお子さんの将来の選択肢を増やすためにも、専門家と協働した、子ども理解に基づくアプローチが重要です。お子さんの進学や就学について、不安や心配がある際には、ぜひ一度お問い合わせください。
【札幌円山教室】発達の凸凹が少し心配なお子さんへの学習支援についての学習会を開催いたします
2019年2月15日 金曜日 / カテゴリ:News & Topics 札幌円山 研修会に関する情報
心配事を整理して、新学期に備えませんか?
お子さんの学習場面や生活場面をサポートしているご家族は、小さな発達の凸凹を心配されているでしょう。しかし、今の状態がわかり、将来の課題を理解すれば、一人一人にオーダーメイドの学習支援ができます。まず「子どもを理解する」ことから始め、無限の可能性を伸ばしましょう。「身体づくり」と「ことばを育てる」という2つの視点から考える2回シリーズの学習会です。
たとえばこんな悩みはございませんか?
「あえて先生に聞くほどではないけど、少し気になる・・・」とご家族が感じられるのは大切なサインです。お子様のこんな様子が目についたことはございませんか?
- □ 姿勢が安定しない。
- □ 手先が不器用で、文字が崩れる。
- □ 授業の板書に時間がかかる。
- □ 約束ごとを忘れやすい。
- □ 言いたいことが、まとまらない。
参加いただいた方の声をご紹介
以前、同じテーマの学習会を別教室で開催した際、ご参加いただいた方から嬉しいコメントをいただきましたのでご紹介します。
子供さんへのアプローチについて、こんなに具体的な話を聞けたのは初めてでした。 きっと、多くの親御さんがこの話を聞けば、ご家庭で子供さんと関わるときに参考になると思います。私たちの地域でも、このような学習会があったらいいと思いました。(支援者・世田谷区)
まさに自分の子供のことだな、と感じました。言葉が話せないことだけが問題だと思っていたけれど、からだにも色々と気をつけなければならない事があるとわかりました。(幼稚園生の母)
お子様の幸せのためには、まずご家族がお子様のことを理解することが大切だと私たちは考えています。今回は身体と言葉という切り口でお子様の理解を深めます。
開催概要
テーマ:発達の凸凹が少し心配なお子さんへの学習支援
開催日:
第一回:2019年2月24日(日) 子ども理解と身体づくり
第二回:2019年3月9日(土) 子ども理解とことばを育てる
時間:開場10:15 10:30〜12:00開催
※個別の就学相談および育児相談も対応可能です。ご希望の方はその旨をお知らせください
場所:たすく札幌円山教室>>アクセス
料金:※大人一人あたり、一回参加の料金です。
プラン名 | 詳細 | 料金(研修一回ごと) |
---|---|---|
保護者プラン | 発達に心配があるお子様を育てている保護者の方 | 3,000円 |
ご家族プラン | お二人以上のご家族(大人)でお越しの方。ご夫婦だけでなく、祖父母やご親戚も含みます。 | 1人目は3,000円。2人目以降は1人あたり2,000円。 |
学生プラン | 療育を学びたい学生の方 | 1,000円 |
講師
教室長 山本 春香
札幌医科大卒後、おしま地域療育センターで作業療法士として、発達の凸凹が気になる幼児〜学齢期の療育教育に従事し、子どもの発達を心配されるご家族への支援と子どもへの直接指導を重ねる。その後、札幌市内にご家族に寄り添った発達支援の専門家集団を創るため、2018年より現職。
渡邊 倫
北海道教育大学附属学校教諭を経て、2008年より民間の発達支援専門チームTASUCの創業メンバーとして、幼児〜青年期の学習支援を重ねる。現在は、都教委の委託事業として機関コンサルテーションも行なっている。
お申し込みはこちらから
下記の内容を電話、またはお問い合わせフォームにてお知らせください。
TEL/FAX: :011-676-4949
皆様のお申し込みをお待ちしております。
4月入会生を募集しております
2019年2月7日 木曜日 / カテゴリ:News & Topics 入会に関する情報
私たちは発達に凸凹があるお子さんの個性を伸ばす専門家集団です
インターネットでお子様の困った行動を検索をすると発達障がいの診断名がたくさん出てくると思います。お子様の問題と、インターネット上の情報を見比べて、不安に感じておられるご家族も多いのではないでしょうか。
私たちは診断名を知ることよりも、“トータルアプローチ”が重要だと考えています。
図の中央にある「社会参加」を目指すために、8つの軸でお子様の特性を理解し、お子様の成長を促す具体的なステップを提案しています。
お子さんが自立した大人になるためのプロセスに専門家として寄り添います
たとえば、このような悩みはございませんか?
「乳幼児健診・幼稚園で発達の凸凹を感じた」
「同世代の子供に比べ言葉の使い方が苦手」
「学校の勉強についていけない」
「得意不得意の差が激しい」
私たちは、お子様が自分で意思決定し、一人の大人としての自立することをサポートする専門家集団です。定型発達のお子さんが得ている選択肢を、達成感を、そして成長を、発達に凸凹があるお子さんにも届けたいと考えております。
お子さんに、福祉サービスだけではなく、通常の塾のような教育的なサポートを行いたいと考えておられるご家族に最適なサービスをご提供することを約束いたします。
お子さんの可能性を信じ、お子さんの能力を最大限に発揮させてあげたいと考えておられるご家族との出会いが私たちの幸せです。正式な入会前に数回のお試し(有料)をしていただくことが可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
たすくの教室一覧
たすくは全国8エリアに展開中です。お近くの教室までお気軽にお問い合わせください。
18歳以上で働きたいと考えている方はTRYFULLへ
「仕事をしたい」「自立したい」と思っている方へ、TRYFULLはプログラムに基づいた青年期の療育・支援を行います。自信をもって将来の道を切り拓くために、アセスメントから将来の就労に役立つスキルを身につけます。詳細はこちらをご覧ください。
お申込み、お問い合わせ
お電話または下記のお問い合わせフォームにてお知らせください。
TEL: 03-6273-9436 (代表)
Q. 小1の男の子です。息子が授業に集中できずに歩き回っていると、先生より指摘を受けました。テストの時間は割と集中しているようです。どうしたら座って授業を受けられるようになるでしょうか。