日本LD学会 第33回大会
2024年10月29日 火曜日 / カテゴリ:News & Topics 学会
10月19日・20日、神戸国際会議場にて開催された日本LD学会に齊藤宇開代表とスタッフの綱川貴が企画・話題提供として登壇しました。また、鹿児島教室スタッフの横川佳子と中野坂上教室スタッフの河野さおりがそれぞれポスター発表を行いました。
①シンポジウム
高等学校通級による指導の実践内容、方法の検討〜高等学校と民間事業者が協同し、より良いプログラムを作成する東京モデル〜という演題で自主シンポジウムを主催いたしました。
内容は東京都の高等学校での通級による指導の実施報告です。東京都では都立高校が指定民間事業者と連携し、学習障害や発達障害のある生徒への通級による指導を、外部の専門家と高校教員がティームティーチング形式で行っています。
今回のシンポジウムでは、指定討論に田中裕一先生(神戸女子大学)をお招きし、都立高校における特別支援教育推進のための取り組み紹介と、指定民間事業者3社(TASUC株式会社、株式会社Grow-S、NPO星槎教育研究所)が支援内容や具体的な指導方法を共有し、都立高校、ひいては全校の高校での通級指導の改善策が議論されました。
LD学会のHP
②ポスター発表
TASUC鹿児島教室からは、トークンエコノミー法を用いて動機づけを高め、行動問題の改善につながった事例について、実践に基づいた発表を行いました。
TASUC中野坂上教室からは、リテラシートレーニングや小集団での社会性の学習に関する実践事例をもとに発表を行いました。当日は支援者だけでなく、保護者や学生の方々からも多くの質問をいただきました。