【7/27(土)@札幌】困り感™に寄り添うサポートのための保護者様向け研修会
2019年7月11日 木曜日 / カテゴリ:札幌円山
学齢期から備える意思決定支援と経済的サポート
子どもを路頭に迷わせたくない。しかし、親だけで将来を決めてもいけない。
発達が心配な我が子に「安心して地域生活を送ってほしい」という思いは、ご家族やその支援者がもつ共通の思いでしょう。しかし、生きづらさのある子どもたちにとって、この当たり前のことを成し得るには、いくつもの心配事があります。
地域で長く暮らすためには、本人が重要な意思決定を下さなければならない場面があったり、度重なる制度変更への対応力が欠かせなかったりして、幅広いリスクに備えておく必要があるからです。
お子さんの意思決定の力を育て、経済的な備えをする
特にコミュニケーションに困り感のある子どもは、自分の思いをまとめたり、優先順位をつけて話したりすることが苦手です。しかし、お子さんが自立した生活を営むためには、思考力や意思決定が不可欠です。さらに、お子さんの意思決定に基づく地域生活を支えていくには、金銭管理も重要です。例えば、成年後見や信託・遺言などの経済的サポートを想定する必要があるでしょう。
そこで、今回の講演会では、後見・信託・遺言・相続等に関するの専門家であり、かつ、障がいのある双子のお父さんでもある上田健介氏からは「障がいのある子への成年後見制度活用のポイント」というテーマで、たすく札幌教室の渡邊からは「子どもの意思決定する力を育むポイント」というテーマで、保護者の皆様に知っていただきたいことを濃縮してお伝えします。
開催概要
日にち:2019年7⽉27⽇(土) 9:30-11:45(開場9:20)
※たすく札幌教室では、ご希望の方を対象に、一家族ごと完全予約制で、個別相談会も行っています。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
会場:北海道立道民活動センター [かでる2.7] 1030会議室>>Googleマップ
内容:
「障がいのある子への成年後見制度活用のポイント」 上田健介さん(一般社団法人ななかまど 特定行政書士&CFP)
「子どもの意思決定する力を育むポイント」 渡邊 倫(たすく札幌教室 教室長)
後援:北海道教育委員会、札幌市教育委員会
一般社団法人札幌手をつなぐ育成会、北海道自閉症協会札幌分会(札幌ポプラ会)、NPO法人北海道学習障害児・者親の会クローバー(申請中)
※教育委員会、地域の地域の親の会よりご後援をいただきました。ありがとうございます。
対象 | 費用 |
---|---|
保護者 | 無料 |
学生 | 500円 |
療育・教育・福祉などの支援者 | 3,000円 |
登壇者のご紹介
上田健介さん(一般社団法人ななかまど 特定行政書士&CFP)
学生時代からの夢であった北海道暮らしを実現するため、2008年に兵庫県から移住。民間企業に勤務していたが、双子の子供がそれぞれ障がいを抱えたことを機に退職。数年の介護専念期間を経て、2016年より後見・信託・遺言・相続等に関する相談・提案業務を行っている。
渡邊 倫(札幌教室 教室長)
発達障がいのある子どもの療育者として第一線で活躍する。たすくグループのアセスメントライセンス取得者として、幼児~青年期のメンバーのアセスメントと家族支援を行っている。また、そのアセスメントのノウハウを生かし、都教委と協働した機関コンサルテーションに携わり、児童生徒のアセスメントと事例検討会を行い、専門機関のコンサルティングにも従事している。2019年4月にたすく札幌教室 教室長に着任。詳しいプロフィールはこちら。
お申込み、お問い合わせ
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TEL/FAX: 011–676–4949