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2022.09.15カテゴリー:著者:TRYFULL鎌倉

東急不動産~チャレンジプロジェクトの取り組み~

東急不動産株式会社を訪問

この度、東急不動産株式会社ウェルネス事業ユニットの障害者雇用の取り組み「チャレンジプロジェクト」の見学に行きました。東急不動産株式会社は、オフィスが渋谷駅南口から徒歩5分の距離にあります。受付はオフィスビルの11階、オフィスは会議室やさまざまなタイプのデスクが並び、社員は好きな場所を選んで仕事を行うことができます。今回は、グループ企業4社の共同プロジェクトとして実施している「チャレンジプロジェクト」について、詳しくお話を伺ってきました。 

チャレンジプロジェクトとは

 チャレンジプロジェクトとは、東急不動産株式会社ウェルネス事業ユニットという部署を中心に、グループ企業4社との共同プロジェクトとなる、障害者雇用の取り組みのことです。「なんでもチャレンジしてみよう!」というコンセプトから、「チャレンジプロジェクト」と命名したそうです。現在、11名の障がいのある方を雇用し、3チーム編成でグループ企業4社から業務を切り出し、実行するという仕組みです。障がいのある社員の方は、チャレンジスタッフと呼ばれています。チャレンジスタッフが所属するチームには、それぞれサポーターという役割を担ったリーダーがいます。リーダーは主に、各チームのプレーヤーとしてで はなく、全体の業務遂行にかかるマネジメントを役割として担っています。チャレンジプロジェクトで扱う業務数は70を超えており、それぞれマニュアル等も作成されています。主な業務は、①経理伝票のチェック、②伝票のファイリング、③倉庫への発送準備、④各種契約書・資料等のPDF化、⑤テレワークの5種類です。チャレンジスタッフの勤務は、パート社員の扱いで、1日7時間の実働(10:00-18:00/休憩60分)、休日は土日祝日と年末年始などです。1年目のみ、10:30-18:00と30分少ないが、2年目以降、業務実績に応じて勤務時間を30分延長するのが通例とのことです。それぞれ業務スケジュールがあり、それに沿ってチームごとに業務にあたっています。

チャレンジプロジェクトについて説明を受ける

特徴的な取り組み

①日報による人事管理

 チャレンジスタッフは、毎日日報を記入することを義務付けられています。日報はクラウド上に管理されており、業務スケジュールだけでなく、その日の体調、業務上の相談、振り返りなどを記入します。クラウド上で日報を委託の心理士が目を通すことができ、随時コメントをしたり、個別のフォローを行ったりすることで、チャレンジスタッフが抱える悩み事など、問題が大きくならないうちに処理することができるように、人事管理の仕組み化が図られています。

②効率化重視の自由な空間活用

 東急不動産株式会社ウェルネス事業ユニットのオフィスには、さまざまな執務環境の整理の工夫がなされています。まずとても綺麗で華やかであること。次に作業エリアと休憩エリアが明確に分けられていること。その中でも特に注目なのは、「社内のフリースペースで自由に業務を行うことができる」という点です。いわゆる作業デスクが並んだエリアだけでなく、フリースペースとして、個別ブース、ソファー形式のデスク、立って作業ができるデスク、ちょっとした会議用デスクなど、さまざまな用意がされています。PCも一人一台貸与され、個人ロッカーで管理します。退勤前に自分のデスクを綺麗にして帰ること、などがルール化されています。

③作業は正確さを重視。スピードはチームで補い合う。

 各業務については、個人では作業スピードよりも、正確さを重視しています。これは、チームで仕事を請け負っていることの強みを活かした結果生まれた仕組みです。チームで業務を請け負っているため、最終的にはチームで請け負った仕事に応えることが目的達成の要件となります。したがって、スピードがゆっくりな人が正確さを無視してエラーを重ねるよりも、チーム内の仕事が速い人が多く仕事を請け負うことで、最終的にチームとして決められた業務遂行にたどり着くような業務分担をリーダーを中心に行っているそうです。

④向上心のある人材を重視。「とりあえずなんでもやってみる」

 人材としては、「とりあえずなんでもやってみる」という柔軟な向上心を持った人材を求めているそうです。チームで仕事を請け負っているので、個人の失敗はチームでフォローするので、心配しなくていい。ただ、取り組もうとしないのはダメ。他の人の助けを求めてもいいので、課題から逃げの姿勢ではなく、常に向上心を持って向き合う姿勢を持った人材を求めている、とのことでした。

取材を終えて

 東急不動産株式会社ウェルネス事業ユニットのチャレンジプロジェクトを取材させてもらい、素晴らしいと感じた点は、①渋谷という場所、高級感のあるオフィスで働いているというステータスを得られること。ここで働いているということは、家族や知人に自慢できることであり、そういったステータスを得ることは、チャレンジドにとって自信にも繋がり、価値の高いことのように感じました。②担当業務が約80種類と多く、細かく業務も切り出され、仕事が充実していること。特に「障がいのある人を雇用するためだけに、特別な業務を切り出した」のではない、という姿勢を、担当者が自信を持っておっしゃっていたことは、とても素晴らしいと感じました。また、③日報や個別面談を通して、丁寧な人事管理をしていることも素晴らしいと感じました。実際に働いている方も、以前の職場では全く理解が得られなかったが、ここでは理解されていると感じるとおっしゃっていたことも印象的でした。障がいや困っていることについて、オープンにしやすい雰囲気があることが、当事者の方にとっても魅力的と映っており、同じように魅力だと感じました。 

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