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2021.08.12カテゴリー:著者:札幌教室スタッフ

なぜ困っているかを見極めて、子どもの”学びたい”気持ちに応える

多様なニーズに応じる

 夏休みも終盤。お盆休みが終われば、道内はすぐに新学期です。多くの子どもたちが友だちや先生との再会を楽しみにしている一方で、少し憂鬱な気持ちになっているお子さんも少なからず存在します。 

 全国の小中学校で不登校と呼ばれる状態の児童数は、約18万人と報告されていて、全小中学生の約1.8%にのぼります。北海道の小中学校では7544人で、毎年900名程度ずつ増え続けています。(※文部科学省「令和元年度児童生徒の問題行動と不登校等生徒指導上の課題に関する調査」より)

登校しぶりには理由がある

 実は、不登校と発達障害は、親密な関係があると言われています。社会性やコミュニケーションに課題があり、集団生活でうまくいかないことも多々あります。子どもたちには、目立ったいじめや学力不振がなくとも、不安や緊張から「学校に行きたくない…」と口にしているケースも見られます。

 調査(先述)によれば、不登校の要因は、本人にかかる状況の「不安・無気力」が38.9%、学校にかかる状況の「いじめを除く友人関係をめぐる問題」が14.1%と報告がされています。学習の困難さ、対人関係の問題などがある発達障がいのある子どもたちにとって、特性の理解ときめ細やかな対応ができないと、この結果のように困ってしまうかもしれません。

”学びたいのに参加できない”という困りごと

 たすく札幌では、これらのリスクに備えて、専門機関とご家族が協働して、予防的に療育支援を進めています。ただ、登校しぶりや不登校という形で問題が顕在化してから、サポートが始まるお子さんもいらっしゃいまいます。それは、学校で行われる児童生徒への予防的な対応や、要支援となってからのよりきめ細やかな対応で結果を出せなかった場合です。いわゆる二次的な問題としてみられる登校しぶりや不登校です。現場感覚では、札幌エリアは、そこに至る年齢が少し早いように感じます。

 たすくは、すべてのメンバーに対し、アセスメントをとおして正しく理解してから、個人別のプログラムを立てることから始めます。まず、学習の困難さや対人関係の問題など、一人一人の特性や強みを理解していきます。そして、一人一人に寄り添い、始動し始めようとする本人と家族をサポートします。

自己肯定感に満たされた環境をつくる

 あるメンバーは、完全個別対応で対面指導をしたり、オンライン学習で学習支援をしたりしています。今は約束どおりに集まったり、自主的に課題に取り組む姿が見られるようになっています。

 また、あるメンバーは、週1回1時間の個別指導から少しずつ学習リズムを取り戻しました。1年前は1日1時間くらいの学習習慣でしたが、今は週3回来室して学習したり、ノルディックウォーキングに参加したりできるようになり、勤勉性も高まってきました。

 自分が決めた目標に取り組めている小中学生は、目がキラキラと輝いています。「できた!」という達成感があるからでしょう。これからも子ども理解に基づく療育プログラムの実行と家族との協働を進めて、子どもたちの成長を後押ししています。

『ずっと一緒だよ!』一貫性と継続性のある支援を!

 発達障害には、自閉スペクトラム症(自閉症・アスペルガー症候群)、注意欠如・多動症(ADHD)、学習症(学習障害、LD)、チック症、吃音などが含まれます。これらは、生まれつき脳の働き方に違いがあるという点が共通しています。お子様たちは、障害の状態に応じて、特別支援学校や小学校・中学校の特別支援学級、通級による指導をうけます。小中学校・高校で学ぶ場合も多くあります。

 ところが、同じ障害名でも特性の現れ方が違ったり、いくつかの発達障害を併せ持ったりすることがありますので、お子様の困っている状態とその背景が分かりづらいです。例えば、お友達と上手に遊べない、コミュニケーションがとりにくい、落ち着きがない、言葉が遅れている、手先や体の使い方が不器用、運動に遅れがある、視線が合いにくい、聴こえに心配があることから、困りごとに気付かれる場合があります。

 たすくグループは、明日からの療育に役立つプログラムを作成するためのアセスメントを主幹事業としています。これは、一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸として、お子様の困り感に寄り添ってスモールステップを踏みながら、一貫性と継続性のある支援を一生涯をとおして行っていく基盤をご用意していくものです。たすく札幌では、幼児、小学生、中学生、高校生とそのご家族をサポートしています。札幌エリアは、大都市なので道内各地と比較して各種支援機関がそろっています。ところが、地方都市に比べて、ご家族に対するトータルサービスが提供されにくい特徴もあります。たすく札幌は「ずっと一緒だよ」をスローガンに、発達障害や発達が心配なお子様たちの人生に寄り添い、お子様のトータルアプローチと家族支援の軸となる専門機関を目指します。

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札幌教室スタッフ

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私たちは,発達障がいのあるお子さんとそのご家族のための、一貫性と継続性のある支援体制を創る「たすくグループ」です。 札幌教室は、最新の研究と科学的な根拠に基づくアセスメントと療育の拠点として、地域に根ざすことを目指しています!

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