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2021.07.23カテゴリー:著者:札幌教室スタッフ

困りごとに気がつくきっかけ

夏休み、このままでいいのかな?

 コロナ禍の中、あっという間に1学期が終了してしまいました。ご家族にお話をうかがった限り、市内の幼稚園・学校では、参観日や個別懇談も予定どおりに実施できなかったところも多数あったようです。

 ちょうど7月~8月の時期は、2学期以降の子どもたちの困りごとの軽減・解消して、学習を保証するためにサポート環境を整えたいというご家族からの相談をいただきます。

どうして本読みを嫌がるの?

 ある小学生のご家族は、「教科書など本を読むことが苦手」「国語・算数の苦手意識が強い」などの困っている様子を教えてくださいました。もう少し詳しくうかがうと、音読に時間がかかったり、スムーズに本を読むことができないことを改善してあげたいようです。特に、少し長い文になると、読めていても意味がとらえることが難しい様子でした。

 個別相談で、私はいつも感じることがあります。それは、ご相談にいらっしゃるご家族が、本当に細やかにお子さんの様子を捉えていらっしゃるということです。だから、私は、どのような活動で、どのような様子であるか、日常の様子をしっかりイメージすることができます。

 また、面談のすぐ隣では、お子さんと療育師がやりとりをしています。そのとき、お子さんが「え?今なんて言ったの」「もう一回言って」「今の分かんない」などと話している様子を見ることもできます(来所相談の良いところです)。音声情報をうまく処理できずに困っている実際の場面で、ご家族と一緒に確かめることができます。

どうしてできないか?困っている理由を知る

 個別相談では、アセスメントの視点で得意・不得意を共通理解するようにしています。お子さんの学びを促進するためには、「今の現状を理解する」ことが大切だからです。でも、一部の情報だけでは、なかなか見立てることができません。ご家族から教えていただいた日常の具体的なエピソードに加え、発達検査の結果と、面談中の行動観察と合わせていきます。そして、『意味が捉えられない理由』を理解することができます。すると、理解できるから、『具体的な手がかり』を考えることができます。

 例えば、ある小学生は、一度に複数の言葉(音声情報)を思い浮かべて考えたり、それらの言葉の関係を考えたりすることに苦労していました。それらを共通理解した後で、言葉や関係を絵にかいて、それを手がかりして考えられる学習方法をご提案することができます。その結果、お子さんは課題解決にむかうことができ、”できた!”と自己肯定感を高められます。

困っている様子を見逃さないで

 就学して、読み書きを中心にした学習が始まってくると、困っている様子が顕在化してきます。例えば、どこか自信がないように見える瞬間があります。もしそのようなお子さんの様子にお気づきであれば、個別相談にお越しください。

 子どもたちは、これからどんどん新しい知識を習得して、課題解決していく経験を重ねていきます。しっかりサポートして、自信を持って、学びを深めてもらいたいです。

『ずっと一緒だよ!』一貫性と継続性のある支援を!

 

 発達障害には、自閉スペクトラム症(自閉症・アスペルガー症候群)、注意欠如・多動症(ADHD)、学習症(学習障害、LD)、チック症、吃音などが含まれます。これらは、生まれつき脳の働き方に違いがあるという点が共通しています。お子様たちは、障害の状態に応じて、特別支援学校や小学校・中学校の特別支援学級、通級による指導をうけます。小中学校・高校で学ぶ場合も多くあります。

 ところが、同じ障害名でも特性の現れ方が違ったり、いくつかの発達障害を併せ持ったりすることがありますので、お子様の困っている状態とその背景が分かりづらいです。例えば、お友達と上手に遊べない、コミュニケーションがとりにくい、落ち着きがない、言葉が遅れている、手先や体の使い方が不器用、運動に遅れがある、視線が合いにくい、聴こえに心配があることから、困りごとに気付かれる場合があります。
 たすくグループは、明日からの療育に役立つプログラムを作成するためのアセスメントを主幹事業としています。これは、一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸として、お子様の困り感に寄り添ってスモールステップを踏みながら、一貫性と継続性のある支援を一生涯をとおして行っていく基盤をご用意していくものです。たすく札幌では、幼児、小学生、中学生、高校生とそのご家族をサポートしています。札幌エリアは、大都市なので道内各地と比較して各種支援機関がそろっています。ところが、地方都市に比べて、ご家族に対するトータルサービスが提供されにくい特徴もあります。たすく札幌は「ずっと一緒だよ」をスローガンに、発達障害や発達が心配なお子様たちの人生に寄り添い、お子様のトータルアプローチと家族支援の軸となる専門機関を目指します。

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私たちは,発達障がいのあるお子さんとそのご家族のための、一貫性と継続性のある支援体制を創る「たすくグループ」です。 札幌教室は、最新の研究と科学的な根拠に基づくアセスメントと療育の拠点として、地域に根ざすことを目指しています!

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