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たすく代表日記

2022.12.02カテゴリー:未分類

【代表ブログ】学校コンサルテーション

アセスメントルームにて

TASUCグループの基幹事業の1つに「機関コンサルテーション」がある。
例えば、東京都立の特別支援学校14校、都立高校の通級指導5校などだ。ここでは「外部専門家との連携事業」と銘打って、私たちは「外部専門員」(通称:がいせん)と呼ばれて10年近くになる。TASUCはそのスタートから関わっているので、かなり先生たちには親しまれているが、飽きられてもいる。批判も受ける。内容が形骸化すればそれは当たり前だし、スタッフのレベルが低ければ叱られる。契約は一年だ。結果が出なければ替えられてしまう。時間も減らされてしまう。そういう環境で一年ごとに工面しながら、対象を増やしてきた。
J☆sKeps™アセスメントBOX

<アセスメント>
 学校の相談室などの個室を設定していただいて、通称“J☆sKeps™アセスメント”を行う。
感覚処理問題への対応などのリスクに備え(Method.0)
スケジュール、コミュニケーション、タスクオーガナイゼーションを具体化し(Method.1)
特性の理解と活用の視点から「理解が先」を合言葉に脳科学に基づきお子さんの困った状態を明らかにする(Method.2)
J☆sKeps™アセスメントで「学習を支える学び」を数値化する(Method.3)
 が中心である。

<具体的な教材教具を提示する>
 J☆sKeps™アセスメントの結果をその日のうちにまとめて、午後からは協議を行う。教師に対して結果を改めて整理した書式に基づいて説明すると共に、教師が実際に行う「個人別の課題学習」の教材教具を提示することが大事だ。
 教師は、具体的な専門家からの提案を求めている。それは保護者も同じだ。過去は違った。児童生徒の実態を分析的に伝えればそれで良かった。教師も保護者も特性の理解と活用がニーズだった。最近では、教師も保護者も勉強したから、その先の「具体的な内容や方法」がニーズである。
 ここで私たちが日々、療育機関として培った「具体的な内容や方法」が提示される。

<保護者と教師を繋ぐ>
 教師の同席はもちろん、保護者も同席していただくことを前提にしている。
 最近は、保護者の社会参加が進み、午前中の同席ができないこともあるが、教師がTASUCからのアセスメント結果等を保護者との連携に活用することが、外部専門員の活用の醍醐味だ。
港特別支援学校の芸術祭

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