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2023.09.17カテゴリー:著者:鹿島真知子

人は変わる〜「決めつけない」ことが大切〜

こんにちは。
たすく横浜教室の鹿島真知子です。

先日、訪問させていただいた特例子会社の素敵な社長さんの話を聞いてください。
タイトル「決めつけない」という言葉は、その社長さんの言葉です。

その会社の社員さんは、曜日によってさまざまな業務をこなしています。
変化が苦手な方が多いのでは?と思ったそのとき、社長さんは「人って変わるのよ。だから、決めつけないことにしているの」とおっしゃいました。

その日は農園の仕事を見せていただきました。
社員さんたちは、生き生きと働き、水分補給のついでに社長さんと笑顔を交わし、また仕事に向かいます。
その姿からは、入社当時からなんでもできる人たちだったのだろうと想像していました。

チャーミングな笑顔いっぱいの社員さんは、隣の畑で農作業をしている近所の人と笑顔で軽く雑談を交わしていました。
すると、社長さんはこんなことを教えてくれました。
「あの子は、別の部署に配属されていた時、ひっくり返って泣き叫んでいたのよ。ほんとに困ってたんだけど、農園の仕事を始めてから、開花しちゃったみたい。」

農園の案内をしてくれた社員さんは、野菜の名前や特徴について話してくれました。
お話が得意だから、この役割を担っているのだろうと思ったら、
「あの子は、初めの頃、何も喋らなかったのよ。でも、長い時間をかけて、話すことができる様になって、今では、親会社の社長室に野菜を届けるのも彼の仕事なの。緊張する場面だけど、ちゃんとこなしているわ。」
とのこと。
私たちへの説明も、緊張している様子ではありましたが、質問にも丁寧に答えてくれて、誠実な人柄を感じました。

うまくいかないこともたくさんあったけれど、決めつけないで、あれこれアプローチしてみて、その人が輝く役割を探してきたからこそ、社員さんたちがみんな誇らしげに仕事をしているのだと感じました。

苦手なことがあると「守る」という綺麗な言葉で機会を奪ってしまうことはないか。
視点を変えると進むことがあるかもしれない。
私たちも、「決めつけない」ことで、彼らの力を引き出す場、発揮できる場を創出しよう!
決意を新たに帰路に向かいました。

帰り際、農園で育てたモロヘイヤとナスをお土産にいただきました。
帰宅後、料理が得意な社員さんが教えてくださったレシピ通りにモロヘイヤの梅和えを作ってみました。
すごーく美味しかったので、作り方のオマケです。

<モロヘイヤの梅和え>
①モロヘイヤをさっとゆがく
②水洗いして絞って刻む
③白だしと刻んだ梅干しで和える

栄養素が豊富なモロヘイヤをいただき、その日は最近つけている健康アプリで最高得点をゲットしました👍




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