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2023.10.08カテゴリー:著者:早稲田教室スタッフ

見える化することで理解が広がる~聴覚情報だけでなく、視覚情報も取り入れようの巻~

こんにちは、秋庭です🦙 ̖́-

みなさん、「ようせい」という単語を聞いた時にどの漢字を思い浮かべますか?

「妖精」「養成」「要請」「陽性」…たくさんの漢字や意味が思い浮かびますね!

このように「ようせい」という音を聞いて、「漢字」の形を見ることで言葉の意味を理解することができますね☺️

<見て理解することが強みかもしれない!>

発達に凸凹のあるお子さんの中には、聞くだけでは言葉の理解や記憶することが苦手なお子さんがいます。

例えば、こんなことありませんか?

・何回も予定を確認してくる

・今やるべきことに取り組むことができない

・約束を忘れてしまう

・時間を過ぎてやりたいことにのめり込む

このようなお子さんと関わるとき、

「情報の見える化」を行なうとうまく切り替えたり理解したりできることがあります。

それでは事例を含めて、「情報の見える化」の活用についてお話していきます☺️

〈時間を意識する⏰〉

小学2年生のお子さんです。

聴覚で情報をとることはできますが、それを記憶し続けることが苦手です。

こちらのお子さんは、課題の始まりと終わりの時間を意識することが目標ですが、「モノ・トラック(ひとつのことに集中すること)」が要因となり、その時間を意識することが苦手です。

ここで、私は「始まり/終わりの時間の見える化」を行なうことにしました。

始まりの時間と終わりの時間を写真のように書き込み、正面に置き、いつでも確認ができるようにしました。

その結果、自分で時計を意識するようになったり、予定していた時間をすぎることなく課題を終わらせることができるようになりました。

始まりと終わりの時間を見て確認することで、時間への意識化ができた事例ですね😊

その他にも終わりの時間を意識できるグッズは以下のものがございます😄

〈気持ちの整理のための可視化💭〉

小学3年生、視覚で情報をとらえることが得意で、聞くだけよりも、視覚情報があるとさらに理解が進むお子さんの事例です。

気持ちが溢れてしまった時の出来事です。

気持ちが溢れている時に、追加で聴覚情報を入れると、頭の中で整理ができず、さらに混乱してしまいます😵‍💫

ここで、メモ帳の出番です📝

メモ帳には、お子さんの今の気持ちを書いてあげたり、この後の行動の提案を書いてあげたりすることで、視覚的に情報を確認することができるため、話を理解することができます。

実際にメモを使って整理することで、お子さんも納得して次の行動に移ることができました😁

以上2つが、「見える化」を行なった事例になります。

「なかなか時間の約束を守ることができない!」「遊びの時間の切り上げが苦手…」「気持ちが溢れてしまった時、どうやったら気持ちを切り替えることが出来るだろう…?」とお悩みのご家族の方はぜひ、TASUCにご相談ください!

そのお子さんにあった支援方法を一緒に考えていきましょう☺️

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