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2024.04.02カテゴリー:, 著者:篠原大一

世界自閉症啓発デー(4月2日)に思う

みなさん、こんにちは

たすく豊橋教室の篠原です。

世界自閉症啓発デー

毎年4月2日は、国連が定めた「世界自閉症啓発デー」です。合わせて、4月2日〜4月8日は、「発達障害啓発週間」でもあります。テレビ放送だけでなく、日本の各地でさまざまなイベントが開催されています。SNSでも関連の投稿をされていらっしゃる方が多数いらっしゃいますね。詳しくはこちらです。https://www.worldautismawarenessday.jp

ブルーウォーキング

たすくグループでは、毎年この時期に理解啓発のためのウォーキング「ブルーウォーキング」を開催しています。今年は、4月7日(日)に、全国各地でご家族と協働して開催します。「僕らは自分の意思で歩いていく」というスローガンのもと、「障害やハンディがあっても、誰もが行きたい場所へ行ける社会でありたい」、そのような願いを持って歩いています。近くで見かけたよ、という方、ぜひ一緒に歩きましょう!たすく家族会のインスタグラムはこちらです。https://www.instagram.com/tasuc_freeandmobility/

障害のあるお子さんと関わるようになったきっかけ

私が障害のあるお子さんと関わる仕事に就こうと思ったきっかけは、大学生の時に特別支援教育(当時は特殊教育という名称)について勉強し、障害のあるお子さんの通う施設でボランティアをさせていただいたことです。この時に感じたことや考えたこと、悩んだことが私にとって大きな経験でした。このことがなかったら、今の道には来ていなかったかもしれません。

私が、自閉症や発達障害のあるお子さんと直接関わるようになったのは、前職からです。学べば学ぶほど、関われば関わるほど、正しい理解や指導・支援の方法が必要であり、正しい理解や指導・支援の方法があれば、お子さんはぐんと成長していくことも分かりました。彼らの感じていることや独特の世界観、感性などが「面白い」と感じるようになりました。もちろん、難しいと思うこともあります。試してみたが失敗することもあります。できるようになるまで時間がかかることもあります。1つ1つの謎を解き明かし、答えを見つけていく、そのような面白さを感じます。コツコツと続けてきたお子さんは心が育ち、しなやかさを身につけます。とても素晴らしいことだと思っています。

たすくに入社して11年目を迎えました。豊かな水源として、お子さんの育ち、人生を長く支える。そのためにも一貫性と継続性のある支援体制を地域に創っていくことができるように、これからも前進し続けます。

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この記事を書いたスタッフ

篠原大一

篠原大一

元筑波大学附属久里浜養護学校、豊川特別支援学校教諭。公認心理師。発達障がいのある子どもの療育者として、幼児期〜青年期のメンバーのアセスメントと家族支援を行う傍ら、幼稚園やこども園、学校等のコンサルティング事業にも取り組んでいます。

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