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2023.06.07カテゴリー:, 著者:豊橋教室スタッフ

体勢を整えて、不器用さの改善 〜はさみやのりの学習

皆さん、こんにちは

たすく豊橋の篠原です。

姿勢がなかなか安定せず、座り続けることが苦手です・・・。

手先が不器用で、字を書くことが苦手です・・・。

このようなご相談をお受けすることがよくあります。

発達に凸凹のあるお子さんの中には、姿勢を保持することや、手先を使うことが苦手なお子さんがいらっしゃいます。

はさみやのりを使った学習

体勢を整えて、手先の不器用さを改善するために、教室ではいろいろな取り組みをしています。

今回は、その中の一つである、はさみやのりを使った取り組みについて、ご紹介します。

はさみやのりは机上で取り組む課題です。ところで、机上で課題に取り組む際にポイントとなることはどのようなことでしょうか。どうしても手先に注目が行きがちになりますが、

一番大切なことは「座っている姿勢」です。

骨盤を起こして座ることができているか、足の裏をつけて座ることができているかなど、上手に座るためのポイントがいくつかあります。机上での課題をとおして、このような力をつけていくこともねらっています。

体勢を整えることができたら、いよいよ課題に取り組みます。

はさみで切ったり、のりを塗って貼ったりする際にも、大切なポイントがあります。例えば、

◯適度に脇を締めて、切ったり塗ったりすること

◯左右の手の役割を意識して使うこと(紙を持つ、紙を押さえるなど)

◯小指側を丸めて使うこと(指で塗る、つまむなど)

◯自分の正面で操作すること

これらのことは、振り返ってみれば、当たり前のことではありますが、実はとても大切なポイントになります。手先の器用さや、左右の手を上手に使い分けることにつながっていきます。もちろん、お子さんに合ったはさみを使うことも大切です。

写真のお子さんも、はさみを使った学習に取り組んできています。

体勢を整えて、はさみをまっすぐ立てて切ります。支え手(このお子さんは右手)も使おうとするようになってきました。

はさみの学習に取り組み始めた当初は、はさみを斜めに構えてしまうために、線からずれて切ってしまうことがありました。最近、はさみを自分の正面で真っ直ぐにして、切ることができるようになってきました。はさみを固定して使えるようになってきたので、線に合わせて切ることも上手くなってきています。短い直線からスタートし、最近は曲線を切ることにもチャレンジしています。

入会相談会でも、はさみを使ったワークをします。

6月17日(土)10:00より入会相談会があります。

前半は、たすくの療育講座。たすくの療育についてご紹介します。

後半は、ワークショップ。たすくで使用している教材を実際に触りながら、かかわり方・教え方のポイントについて、皆さんと一緒に学びます。今回ブログでご紹介したはさみやのりを使う教材も登場します!

ぜひ、ご参加ください!お待ちしています。

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まずは子どもの理解から。教室での取り組みやトピックを、スタッフの視点や本人の視点で、日々更新しています。


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