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2023.11.15カテゴリー:著者:山口拓

2023年度啓発ブルーウォーク

 毎年、4月2日は自閉症•発達障がい啓発の日として定められています。札幌市でも、さっぽろテレビ塔や時計台などが啓発のシンボルカラーである青にライトアップされ、啓発が呼びかけられます。

 私たちたすく札幌教室も、いつも日曜日にやっているノルディックウォークを“ブルーウォーク”と称してこの啓発デーを「春」とし、「夏」「秋」(「冬」は、イベントとしてはちょっと行いにくいので小さく行います)と年間を通して実施していて、先日その「ブルーウォーク2023秋」が終了しました。少しずつ規模が大きくなっていて、ご協賛ご協力いただける企業様、団体様がいらっしゃいます。本当にありがたいです。

ウォーキング中もしっかり
スケジュール確認

 私たちがこの啓発活動にノルディックウォークを取り入れているのは、「自分の力で移動する、歩く」ということが、社会生活を営んでいく上で非常に重要なスキルであり、尊いことなのだと考えているからです。自分が好きなレジャーや趣味を、その場所へ行くことができないから…、その場所へ行くためのサポートが得られないから…がまんしなければならない。せっかくそれらを楽しむ力があるのに、その場へ行く手段が得られないために実現できない…それはあまりに不自由だと思うのです。障がいがあるからといって我慢をしなければならない、諦めなければならないのは不公平です。時間はかかっても、身につけられる力ならば、その支援に携わる者の責任として、そのお手伝いをしなければと考えます。

 だから私たちは幼少期からでも歩くことや電車を使うことなどを積極的に勧めていきます。"習慣"が大切だからです。最初は手をつないで歩くことから始めます。その最初の小さな一歩を積み重ねることで、少しずつ確実に世界を広げることにつながっていきます。歩く・移動すること(=mobility)の技術は、自閉症・発達障がいの方々が自由を手に入れるための大切なことで、だからこのブルーウォークは私たちにとって、とても意義深い活動なのです。

 ブルーウォーク、次回は2024年4月2日の「自閉症・発達障がい啓発デー」に合わせて実施を予定しています。1人でも多くの方に参加していただきたいと思っています。

街を歩こう、声を出して歩こう!

私たちと一緒にぜひ歩きましょう!
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この記事を書いたスタッフ

山口拓

山口拓

だれもが就きたい仕事や希望する生活を実現するために、その方法をご本人ご家族と一緒に考え、全力でお手伝いしていきたいと思っています! そして、北海道にたすくの療育を広めたい。子どもたちに良質な療育・教育環境を提供する。

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