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2022.09.15カテゴリー:著者:郡山祐輔

「伝えること」と「伝わること」

こんにちは、たすく札幌教室の郡山です。

夏が終わりようやく涼しくなると思ったらまた暑くなり、着る服に迷いますね。

そんな話を保護者さんと話しています。

療育のことやお子さんのことももちろん大事ですが、自分のことを打ち明けることも大切だと思っています。

朝にお互いの良かったことや考えを話し合ったり、ミーティングでも考えや気持ちの共有が習慣化しています。

私はこう考えていますけど、あなたはどうですか?のコミュニケーションから信頼関係が構築できると思いますし、実際にそう感じています。

最近というか定期的にですが、「たすくに来てよかった」ということをメンバーさんに言われます。

これが社交辞令ではなく、本心だということは、お互いの関係性から感じ取れることです。

実際にたすくに来る前よりも確実に伸びている、できていることが増えていることが目に見えているからだと思います。

このことを伝えてくれるだけで、どれだけ支援者のモチベーションが上がるか、どれだけ達成感を感じるか。

この気持ちを相手にも伝えなければと思いますが、この熱意がうまく伝えられません。

そうですよね!本当にここが伸びてきて!これからの成長が楽しみですよね!って伝えたいですが、実際には

「はい、ありがとうございます」みたいな…

何も伝わらないじゃないか!!

原因としては言われ慣れていない事、言い慣れていない事だと思います。

伝えることが上手い人は気持ちをオープンにしてたくさん伝えてきた経験がたくさんあるからだと思います。

これからは自分の気持ちや経験を伝え、相手を点火し自分も奮い立たせることが必要であり、その数を増やしていきたいです!

そして子ども達にも伝える経験をたくさんしてもらい、好きなこと、嫌いなこと、して欲しいこと、自分がしたいこと、伝えたいことが溢れるぐらいの経験を一緒にしたいと思います。

気持ちが伝わることの喜びや、伝えることの大切さを共に学んでいきたいと思います。

そして、たすくには思考手帳やお話しブックなど、伝える手段がいくつもあります。

例えば、量や大きさなど具体的に相手に伝えることを練習していきます。

また伝える文章だけではなく、相手の正面に立って目を見て話すなど、振る舞いから大切にしています。

伝えることが難しい、うまく伝えられないことは手帳に書いてスタッフや保護者と共有できるようにしています。最終的には言葉で伝えられるように練習していきます。自分の言葉で書いて整理することで、自分の思いや伝えたいことがはっきりとします。

本人にあったツールを使って適切なコミュニケーションを取ることを大切にし、具体的な要求や、わかりやすい説明ができるように療育を行いたいと思います。

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郡山祐輔

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