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2022.11.09カテゴリー:著者:郡山祐輔

<たすく札幌教室>保護者にとって、子供にとって 意味のある行動

みなさんこんにちは、TASUC札幌教室の郡山です。

11月に入り、手袋が手放せなくなってきましたね。半袖短パンで歩く小学生を見ると元気だなぁという思いと、風邪ひかないでねという心配の気持ちが合わさります。

半袖短パンで登校することが、その子にとって意味のある行動なんでしょうか。

一年を通して半袖短パンで登校する強い意志があるのか、学校で話題になることが嬉しいのか、家庭の事情なのか。

少なくとも本人には何かしら得られるものがあると思います。

子どもと関わる中でも、そのようなことがよくあります。

机をバンバン叩いたり、大声を出したり、走ってみたり。

保護者からは「意味がわからないことしかしない」と言われたり、街では「変わった子がいる」と見られたり、この子は一体何がしたいんだろう。

私たちスタッフの意見としては「伝えたいけど、伝え方がわからないんだね」と考えます。

楽しいことを伝えるために走り回るし、怒っていることを伝えるために机を叩くし、わからなくて困っているから大きな声を出しているんだろう。つまり、発声、発話に限らず、様々な形態を用いてコミュニケーションそのものを評価することが必要です。

ただ、その行動が大人からすると「意味のない行動」に見えるだけで、子供は気持ちや意思を伝えています。

その行動を「意味のある行動」にするためには何が必要なのでしょうか。

TASUCでは絵カードを用いたコミュニケーションを行っています。

怒っていたら、「怒っている」のカードを渡し、相手とコミュニケーションを取ります。

そうすることで、机を叩く「意味のない行動」が怒っていることを伝えるための「意味のある」行動に変わります。

意思を伝える力は大人も子供も必要です。

わからない行動、困っている行動を分析して、何を伝えたいのか、どうしたら伝わるのかを考えていきましょう!

そのため、私たちはお子さんとの関わりを通して、お子さんの行動をよく観察し、その行動で得られるものは何かを考えます。

伝えることの楽しさも一緒に学んでいけるように、豊かな言語活動を行っていきたいです。

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郡山祐輔

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