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2023.03.25カテゴリー:
<たすく札幌教室>いつか消える支援から段階を踏んで減らす支援へ
みなさんこんにちは、たすく札幌教室の郡山です!
札幌は雪もとけ、春の暖かい風が吹いてきています🌸
今回は支援技術であるプロンプトとフェーディングについてお話ししたいと思います。
みなさんは自分の子どもにどのような言葉がけや支援を行なっていますか?
また、自分が子どもだった時にどんな支援をされてきましたか?
私が子どもの頃はフラフラ歩いていたので、道路に出ないように親と手を繋いで歩いていました。
それから、「この白い線より外に出ない」や、「車が来たらこの線より外側に行く」などを教えてもらい。
最終的には「車!」の声で道路の横に避けることができました!
段々と手を繋ぐ支援が減り、自分で手がかりを見つけて、大人の声だけで行動をすることができました。
プロンプトも身体を使って正しい方法を強化し、目や触覚でわかる手がかりを見つけて、声や音で行動を強化することが必要です。
療育ではこのプロンプトを入れる段階や減らしていく段階がとてもシビアです。
課題や場面によって考える事はもちろん、その日のコンディションに左右されることもあります。
どこまで段階を下げればできるのか、より主体的にできるには、どの程度の支援が必要かを考えることが
難しい場面でもあり、やりがいを感じるところです。
支援技術は知識ではなく、経験と練度ですので、ひたすら臨床で積み上げていくしかありません。
みなさんは日々の生活でどのようなプロンプトを行なっていますか?
その子にとって支援が過剰であったり、不足していたりはしませんか?
もう少し言葉を減らしてもできるのではないか、ここを見やすくするともっとできるのではないか。
考えてみるとキリがないのかもしれません。
教室での療育だけではなく、お家でもできる療育を提案していきたいです。
そのためには、このような視点を保護者や支援者と共有して支援の幅を広げていきたいと思っています。
- タグ:
個性を理解して、才能を伸ばす
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