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2023.03.22カテゴリー:著者:札幌教室スタッフ

太鼓の達人ママの子育て奮闘記③〜思春期編

息子は小6で入会し、療育がスタートした時点で思春期に突入していました。そのため、療育と同時に思春期にも対応した関わりが必要でした。

まずは主体性。

主体的に動けるように、「選択」することを大事に、また指示にならないように自分でスケジュールを作ることに取り組みました。

次に母子関係の再構築。

息子が何をしたいか、何を食べたいかという気持ちを引き出し、折り合いをつけて約束を守る。

伝えればわかってもらえて叶うという経験と、「母は約束を守ってくれる人」と認めてもらうように関わりました。

また感覚障害があり、感覚を充分に満たせるようにしました。

何か負荷がかかると顎叩きや両手首を合わせて叩くなど、骨に刺激を入れる事が多くあったため、口腔・顎に刺激を入れられるように好んで硬いものを食べさせたりしました。

例えばおやつにじゃがりこやグミやイカソーメン。食事時には氷を食べるようにしました。

水も好きで、お風呂の時間を充分にとったり、センソリーグッズも常に使えるように鞄やズボンにつけたりしました。

生活が整い、やりとりが出来るようになってくると、精神的にも情緒的にも安定してきたように思います。

今はとりあえず思春期を乗り越え、穏やかに過ごせています。    (つづく)

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