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2022.11.18カテゴリー:, 著者:松永優佳子

アセスメント〜理解が先の、その先へ〜

こんにちは、たすく御成教室の松永優佳子です。
たすくでは、年に1回必ず、ご家族や支援者の方と一同に会して、アセスメントを実施しています。
『アセスメント』という言葉は、評価という意味合いで多く使われますが、
たすくのアセスメントには、“評価をすること”に留まらない、いくつかの特徴があります。
昨日のアセスメントでも、その重要性を強く感じたので、ご紹介します!

行動には、必ず要因がある

お子さんの気になる行動には、本人の発達段階や、脳の使い方の特徴などが影響しています。
発達段階や認知の特性については、病院や発達センターなどで標準化された指標を用いて測ることもできます。
大切なのは、一人ひとりの発達の段階や認知の特性が、日常生活の中でどう影響しているのかを、理解すること。
昨日アセスメントをしたAくんは、学習場面や活動の目標を設定する際に、その影響が顕著でした。
全体像を先に把握してから取り組みたい(10あることを先に確認して好きな順番で取り組みたい)Aくんと、
決められた手順で一つずつ確実に取り組んでほしい(1から順に取り組んでほしい)大人。
双方の間では、しばしば誤解が生まれます。
大人:なんで言われた通りにやれないんだろう・・・。やりたくないのかな?
   先にこっちをやった方がいいのに・・・。やり方がわからないのかな?
Aくん:なんでやろうとしている途中で口を挟んでくるんだろう。今考えてるのに! 
双方の誤解を解くには、理解することが最優先です。
そして、理解するための第一歩は、なんでだろう?=行動には必ず要因がある、という視点を持つこと。 

“理解する”ということ

アセスメントを通して、Aくんの認知の特性(情報をどう捉えて、どのように考えているか)がわかりました。
記憶のしかたを評価する課題で、どのように覚えたかを、Aくんが説明してくれました。
行動の要因を知ることで、誤解が理解に変わります。

“だからどうするか”を共有する

Aくんの認知の特性を理解することで、
大人が思っていた方法とは異なる方法で、本人なりに考えていることがわかりました。
大切なのは、この先です。
だから、どうしたらいいのか・・・!
それを具体的に検討していくためには、大きく2つの側面から考える必要があります。
一つは、大人や周囲ができること=配慮として必要なこと。
・事前にゴール(何をどれくらいやればいいのか、いつまでにやればいいのか)を伝える
・やり方は本人に任せる(ただし大事ことはルールとして伝える)
・本人がやり終わるまで、見守る
もう一つは、本人ができること=身につけるべき力。
・相手に質問をして、ゴールを自ら確認する(いつまでにやればいいですか?何をしたらいいですか?など)
・「終わったら報告します」と先に相手に伝える
この具体策が実際にできるかどうかを試すところまでが、たすくのアセスメントです。

毎年のアセスメントで、成長とその時々の気づきを見せてくれるAくん。
これからまた一緒に歩む1年と、来年のアセスメントが楽しみです!

☆発達が気になるお子さん、療育したい!というご家族の個別相談を受け付けております。
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