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2024.06.15カテゴリー:著者:国立教室スタッフ

企業見学〜ベネッセビジネスメイト〜

こんにちは。ふわふわです。
息子はダウン症の中2男子。特別支援学校に通っています。
最近、思春期ならではのちょっと乱暴な態度が目立ちますが、お友達の受け売りのようで、まだ母から見ると可愛さが残っています。
自ら行動を起こすことを練習中で、朝の支度や、一人時間の過ごし方に少しずつ成長が見られるようになってきました。

今回の経緯として、学校では手をかけて指導してもらえますが、あっという間に卒業を迎えそうなので、企業見学のお話を頂いたとき、機会があれば見学しておこうと思いました。また、ベネッセは教育業界で有名な大企業なので、どんなことをやっているのだろうと興味を持ちました。

ベネッセビジメスメイトは、多摩センター駅にそびえ立つベネッセビルの中にあります(ちなみに多摩センターは「キティちゃん」と「しまじろう」の街と言って過言ではありません)。

事業内容は、私の拙い理解になりますが、ベネッセ社員を利用者とした

◯郵便局(郵便屋さん風の鞄を持って、社内の各自のデスクに運ぶ仕事も)

◯清掃会社(社内のトイレはピカピカでした)

◯カフェ(セルフ注文のオシャレなカフェで、美味しそうなランチやコーヒーも)

◯コピーや資料作成の下請

といったサービス業です。

私が印象に残ったのは、「楽ジョブ」という初めての人でも分かりやすく、楽しく仕事ができるような工夫があるというところです。例えば、清掃作業では、布巾を絞る力に個人差があることを考慮して、専用の機械を使って絞るので、同じような絞り具合になります。また、大型機械のシュレッダーは、5kgくらいずつ四角くパッキングされた固まりになるので、女性でも運べます。

さすがベネッセと感じました。そして、一日の予定は、個人別にホワイトボードで一目で分かり、一人一人が自分の役割を理解して、自律的に行動しているようでした。

重度の方も郵便や清掃部門で働いているそうですが、あまり目立ちませんでした。大きな会社なので、郵便物や資料も大量で、うちの息子が全体を見渡して行動するのは難しいかなと思いました。
しかし、平均勤続年数は8.5年と長く、皆さん誇りを持って働いているのだろうなと思いました。企業理念を表すクレドカードもイラストで分かりやすく、社員は携帯しているそうです。

今後に向けて、まずは、日常生活の中で、自分一人で動いて完結できることを増やしていきたいです。また、息子は、不器用さや注意力に難がありますが、人とフレンドリーに関わりたい気持ちが強いので、意欲的に向かえる何かが見つかるよう、親としても機会を捉えて色々見学していきたいです。

ちなみに…

ベネッセビルの高層部には、プラネタリウムがあり、土日は一般開放しています。富士山も見える眺望のいい素敵な場所でしたので、おすすめです!

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国立教室スタッフ

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発達障がいのあるお子さんとそのご家族のための、一貫性と継続性のある支援体制を創る「たすくグループ」。 TASUC個別療育・国立は、最新の研究と科学的な根拠に基づくアセスメントと療育の拠点として、地域に根ざすことを目指します!

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