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2020.11.06カテゴリー:著者:TRYFULL鎌倉

日本語で思考するということ

 こんにちは。TRYFULLの大澤です。

先日ある精神科のクリニックの先生から伺ったお話を紹介します。
それは「母国語」の大切さについてです。

最近、精神科クリニックによくある相談として、知的障害の有無に関係なく、勉強がうまく進まないというものが増えているそうです。
勉強というと、教科の内容をどう教えるか、に力を入れがちですが、実は勉強がうまくわかるための真髄は、「母国語学習の体験」の有無ということにあるそうです。
言い換えると、母国語の言語体系の理解がうまくいかないために、勉強につまづくということです。

なので、そういった方には「母国語(日本語)」をしっかり教えることが重要です。
そういったアプローチは、医療ではなく「教育」の領域として捉えられているそうなので、だからこそ、「教育」に可能性があります。(医療や心理の人間はそういった発想がないそうです)

たすく代表の齊藤宇開先生が、言語技術教育や論理トレーニングの重要性を説いているのもそういうことです。
TRYFULLでは、11月はコミュニケーション月間として、コミュニケーションサンプルなどを取り直し、そういった基礎となる力について、もう一度丁寧に見直していきます。

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