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たすく代表日記
2015.05.04カテゴリー:未分類
たすくの療育とは
今年度は,
「原点回帰」として,臨床に出る日々です。
新たな気持ちで,「たすく」の役割を実行します。
リーフレットをこんな内容にしてみました。
僕は,典型発達と同じように,発達障がいのある子どもたちにも,世の中の人の役に立つ存在になってもらって,本当の幸せを手に入れてもらうことを仕事に決めた。
何で,挑戦する機会が与えられないんだ?
みんな無知で,無関心なら,私たち自身が世の中の光となって,ものすごい役に立つ存在になってしまえば良い。
だったら,やってみようじゃないか! 努力することが取り柄の人,集まれ!
できる限り良質で最新の療育を,障がいのある子どもたちに実行することによって,障がいが除去され,改善され,克服されるような事業に取り組む。
その事業には,正しい理念が貫かれ,この世に新しい価値が創造され,ここに集った人々の自己実現を満たす。
できる限り良質で最新の療育を,障がいのある子どもたちに実行することによって,障がいが除去され,改善され,克服されるような事業に取り組む。
その事業には,正しい理念が貫かれ,この世に新しい価値が創造され,ここに集った人々の自己実現を満たす。
僕は,この確信を得て,たすく株式会社を興す。
挑戦の機会と再挑戦の機会を創出しながら,やりたい仕事に就かせてあげたい。そして,世の中の光となるよう努力を重ねよう。大したことじゃない,当たり前のことだ。みんなやっていることだ。
だから,ただひたすらにこうして,毎日の子育てのお手伝いをする仕組み作りを死ぬまで続ける。
挑戦の機会と再挑戦の機会を創出しながら,やりたい仕事に就かせてあげたい。そして,世の中の光となるよう努力を重ねよう。大したことじゃない,当たり前のことだ。みんなやっていることだ。
だから,ただひたすらにこうして,毎日の子育てのお手伝いをする仕組み作りを死ぬまで続ける。
ずっと一緒だよ!<我ら,周囲に満ちる豊かな水源>
自ら光となりえる子どもたちに、
“挑戦する未来”という選択を。
「障がいをもった子たちも立派な生産者であることを認め合える社会をつくろう。『この子らに世の光を』あててやろうという哀れみではなく、この子たちも自ら輝く素材なのだから、磨きをかけて輝かそう。『この子らを世の光に』である」
これは、戦後に社会福祉の実践家として活躍された、「日本における障がい者福祉の父」とも称される糸賀一雄先生の言葉です。
そして、この糸賀先生の言葉こそ、たすくの原点であり根幹をなすものでもあります。
発達障がいのあるお子さんとそのご家族の生活は、「大変」などと、ひと言で片付けられるものではありません。うまくいかないことの方が多い、暗闇の中を探り歩くような日々は、想像を絶するものです。そのくり返しに、親御さんの気が滅入ってしまったり、疲れ切ってしまうのも、当然のことといえるでしょう。
ならば、もう、そんな親御さんに楽になってもらうために、発達障がいのあるお子さんたちには、誰かの手により世の光をあててあげるだけで済ませれば良いのか。
発達障がいのあるお子さんたちにも、当然、人格があり、人生があり、未来があります。糸賀先生のおっしゃるとおり、彼らは、自ら輝ける存在です。しかし、世の光をあててあげるだけでは、彼らの人生そのものは決して輝かないでしょう。お子さんたち自身が輝き、世の光になってこそ、その人生と未来も輝くのです。
ただそれは、容易なことではありません。暗中模索の日々に、お子さんもご家族も、相応の苦労を重ねることになります。誰かの手により世の光をあててあげる方が、お子さんにとってもご家族にとっても余程楽でしょう。
ですが、お子さん自身が世の光になることを目指した、“挑戦する未来”を選択されたご家族のそばには、私たち「たすく」がいます。「ずっと一緒だよ!」を理念に掲げるたすくが、文字どおり、お子さんとご家族のそばに、ずっと一緒にいることをお約束します。
たすくの療育は、お子さんたちに世の光をあててあげるものだけではありません。ご家族と、専門家の私たちが手を合わせ、お一人お一人に個性的な世の光になってもらうために進めていくものです。
お子さんとご家族と私たちたすくが共に日々の努力を重ね、長い時間をかけて療育を進めていくことにより、お子さんたちは必ず世の光になっていきます。ご家族が探り歩いてきた暗闇にも、あなたのお子さんが、あたたかな、それぞれの光を灯してくれるのです。
「この子らを世の光に」。たすくの原点たる糸賀先生の言葉を胸に、これからも、お子さんとご家族とともに私たちは進んでいきます。
参考:「糸賀一雄著作集」日本放送出版協会