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2022.11.04カテゴリー：著者：行森友美

自分で好きなところへ出かけるために

こんにちは！TASUC自立の学校大船教室の行森です。

先日、大船教室の教室長の吉本先生とお昼休みに旅行の話で盛り上がりました！新型コロナウイルスの影響と、前職は病院勤めだった私はかれこれ3年以上旅行には行けていないのですが好きな場所に好きなように自分で行くことができることは人生を豊かにするためのスキルの一つだと思います。

という訳で、今回は「自立移動」について書いていこうと思います！

TASUCで移動指導を行う上で大事にしていることがあります。それは「まずは最寄駅から自宅までの移動を自立させる！」ということです。引越しなどがない限りは自宅から最寄駅までの移動というのは、この先進学したり、仕事を始めたりしてもずっと利用していく道のりとなりますよね。そのように一時的に利用するルートではなく長く長く活用するルートをしっかり身につけることから始めることが大切なのです。

自立の学校では、自立移動に向けたチャレンジもたくさんしています！

まずは大船駅からご自宅に向かうまでの一番近いコンビニまで、バス停までなど、スタート地点は様々ではありますがスタッフが一緒に付き添い、時には少し離れた場所から見守ったりと保護者の方々と日々連携しながら取り組んでいます。大船教室が開室した5月から練習を積み重ねていき、1人で移動する距離が伸びたり、バスに1人で乗れるようになったお子さんがたくさんいらっしゃいます。

そして、最寄駅から家までのステップを経て、どんどんと活動範囲が広がっていきます！高校生のお子さんとなると今年の夏休み期間中には、トライフル鎌倉の企画で企業見学に東京まで行ったお子さんがいらっしゃいました。その時に、乗り換え案内で電車を調べたり、時間通りに集合場所にたどり着くためにはどうしたらいいかなどをスタッフと一緒に確認することもありました！

例えばですが、私の場合は飛行機にはほとんど乗ったことがありません。しかも、飛行機に乗った時には大抵乗り慣れているお友達が一緒にいてくれていたので、1人で乗れるかと聞かれると正直不安です。そういう時、入念に調べ物をしたり、困ったときのために早めに行って職員さんに聞けるくらいの余裕が欲しいこともありますよね。そう思いつくのも経験しているからこそではないかと思います。それらを自立の学校でたくさん経験してほしいという思いもあり、日々取り組んでいます！

多くの練習を経て、通っているお子さんたちが将来それぞれに行きたい場所へ自分の力で行けるようになる日を想像することが、このお仕事に携わっている私の楽しみです！これからも私もお子さんたちとたくさん一緒に歩いて、電車・バスに乗って、自分で好きなところに行ける力を伸ばすための移動指導を行っていきたいとと思います。