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2023.02.04カテゴリー:著者:吉本文香

社会に出るための準備-規律-

こんにちは、自立の学校の吉本文香です。

2月になりましたね。私には毎年この時期になると、思い出す出来事があります。

私は中学高校と校則の厳しい女子校に通っていました。

中学生のうちは、校則を破ると部活の先輩に怒られる、という理由で校則を守っていましたが、

高校2年生になり部活を引退してから、少し遅めの思春期も到来し、「なんでこんな校則があるんだ」「私だって他の高校の友達みたいに髪を染めてみたい」という不満や欲求が募ります。

そして2月の学校がお休みになる数日間を利用して、私は髪を茶髪に染め、パーマをかけるという校則違反をすることにしたのです。

もちろん、親や先生に叱られることも想定しましたが、「私なら隠せる」なんて思いもあったように思います。

そして美容院に行った後、ドキドキしながら母に会うと、言われた言葉は「何かあったの?」

怒られるでもなく、心配されたことに私は拍子抜けしてしまいました。

「校則を守ることは今は意味がないように感じるかもしれないけれど、社会に出たあとルールを守る練習をしている。校則自体に意味はなくても、ルールを守ることに意味があるんだよ。」と母は話しました。その後、母に美容院代を渡され、「これで戻してきなさい」と言われた私は、なんだか自分がとても情けなくなり、すぐに髪を元に戻したのでした。

思い出話が長くなってしまいましたが、自立の学校でも子どもたちに「規律を守る」ということを日々伝えています。

これは、日本という国の文化的背景も強いと思いますが、日本で生きていくためには様々な場面で規律、ルールを守れることはとても大事なことだと思っています。

ただ、その際に、単に「ルールを守りなさい!」ということだけでなく、

規律を守るということが社会に出ることにつながるということ、また、規律を守る態度を示すことが社会生活の選択肢を広げることも伝えていきたいと思います。

この、自立の学校で大事にしている「規律を守る態度」についてはまた改めてブログでご紹介しようと思います!

またお読みいただけますと幸いです😌

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この記事を書いたスタッフ

吉本文香

吉本文香

2014年入社。作業療法士。 新卒でたすくに入社し、たすく鎌倉で7年勤務したのち、2021年度よりTASUC自立の学校鎌倉に参りました。 鎌倉をたすくスタッフ1愛していると自負しています! 楽しく学び、地域に根ざした教室になるために日々奮闘中です!

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