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2021.03.29カテゴリー:著者:横浜教室スタッフ

自己調整学習者への道のり

こんにちは!たすく横浜教室の長谷部響子です。

先日、生田緑地にてノルディックを行いました!

出発してすぐに急な坂があったり、途中に長くて急な階段があったりと、ハードなコースでしたが、歩き慣れている人も、初めてノルディックに参加する人も、それぞれの目標に向かって、みんなで一緒にゴールすることができました。きっと自信に繋がる経験になったのではないでしょうか。

今回、生田緑地でノルディックをすることになったきっかけは、たすくに通われているAくんとのお話の中で、「生田緑地にあるプラネタリウムにみんなで行きたい!」と言ってくれたことでした。

Aくんとは、昨年からZOOMと対面でカウンセリング(お話会)をしています。(ZOOMのお話会の様子はこちらをご覧ください!)

最初は、学校で困っていることなどをお話していましたが、「たすくの先生とお出かけしたいです!」と言ってくれたことがきっかけで、お出かけの計画を立てることが最近のお話会のテーマになっています。

AくんはJ☆sKeps™3点台で、学習や活動を通して自己調整学習者を目指しています。

自己調整学習者とは、自ら「動機付け(計画)」→「学習方略(実行)」→「メタ認知(評価、改善)」する人のことです。学生時代に試験勉強をする時、社会人として仕事を進める時など、これから生きて行く上で、必要不可欠な力です。

Aくんは気持ちが先走って行動してしまうことがあるため、この3段階の中でも特に「動機付け(計画)」を重視しています。

お話会で、お出かけの企画について話し合うと、Aくんは自ら、お出かけの目的、当日のスケジュール等を盛り込んだ企画書を作り、しおりも作ってくれました。その中で、一緒に活動するお友達にとって苦手なことや、周りの人への配慮にも思いを馳せることができました。

残念ながら、プラネタリウムに行くことはコロナのため延期となりましたが、Aくんの提案のおかげで、今回生田緑地ノルディックを開催することになり、15家族が久しぶりに集まって楽しく歩くことができたのです。

プラネタリウム企画が実行できる日が来ることを祈りつつ、これからも、あらゆる機会を捉えて、お子さんたちが自ら、計画、実行、評価、改善する機会をどんどん作っていきます!!!

ずっと一緒だよ!一貫性と継続性のある支援を!

たすくグループは発達障害の専門家集団です。
一人ひとりのお子様に応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。

たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,13年の歴史がある療育専門機関です。


私たちは、一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸として、共に未来に向けた療育プログラムを作成し、ご提案いたします。

お子様の困り感に寄り添い、一つひとつスモールステップを踏みながら、一貫性と継続性のある支援を一生涯をとおして行っていく基盤をご用意しています。

 

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