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2021.06.21カテゴリー:著者:横浜教室スタッフ

挑戦と再挑戦の日々。「アイデンティティの確立と拡散」を繰り返し、子どもたちと共に「自分」を作り上げていく

こんにちは!たすく横浜センター南の佐藤歌恋です。

梅雨の雨空の元、時々顔を見せる太陽に心躍る日々が続きますね。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

最近、私が感じていることを書かせていただきます。

私は、たすくに入社して4年目、そして今年26歳になります。

会社での「守破離」の時期を終えたためか、現在25歳という良い時期を生きているためか

最近「アイデンティティの確立」というワードが気になっています。

教室でもよく考えさせられる「アイデンティティ(自己同一性)の確立・拡散」とは

エリクソンの提唱する、青年期における発達課題のことです。

私がこのワードを初めて聞いたのは、高校生の頃の倫理の授業だったと思います。

当時の私はこの授業が好きで、好きが高じて、教育実習の際にもこの箇所を選んだ記憶があります。

当時22歳の私が、高校生に向かって「アイデンティティの確立とはね!?」と語っていたかと思うと

少し面白くなってしまいますが。

「アイデンティティの確立」このワードを聞く際に、つい先日までの私は

「私はもう仕上がっている。アイデンティティが確立している」と思い込んでいました。

というのも、学校の選択や受験、就職活動、習い事や、サークルなどの団体での葛藤などを経験して

「私は、たくさんのことを経験し、葛藤し、乗り越えてきた!」

と思っていたから。

まだ若いのに!と笑われてしまうかもしれませんが、

小学生は小学生なりに、高校生は高校生なりに、大学生も同じく、

自分で積み重ねてきた「これまで」をある程度客観視して

「自分はこれまで上手くやってきた。」「困難も乗り越えてきた」

と思っているものではないでしょうか

私はそうでした。

たすくでは、脳科学を元に、お子さんの現状を捉えることも多いのですが

先日、「脳が完成されるのは30歳」という衝撃的な情報を得ました。

ということは、私の脳はまだ成熟しきっていない!

安易な表現をしてしまうと「子ども脳」ということだと気付かされました。

アイデンティティが確立されているわけもなく、私もこれからも挑戦と再挑戦の日々を送り、

確立と拡散を繰り返しながら、まだまだ成長できるわけですね!

ワクワクします。

教室に来る子どもたちの中にも、挑戦と再挑戦の日々の中で

アイデンティティの確立と拡散を繰り返している子がいます。

挑戦し、振り返りをして自分を知り、次の目標を決めて挑戦を続ける「自己調整学習者」。

(「自己調整学習者」についてはこちらのブログをご覧ください!)

目標を達成した時の満足気な顔は、見ているこちらをも満足な気持ちにさせてくれます。

そんな日々の繰り返しの中で、子どもたちは育っていく

そこに携わる私たちも、日々日々成長していかなければ!

これからも、子どもたちとともに「挑戦と再挑戦の日々を!!」

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私たちは発達障がいのあるお子さんとそのご家族のための、一貫性と継続性のある支援体制を創る「たすくグループ」です。 TASUC個別療育・横浜センター南は、最新の研究と科学的な根拠に基づくアセスメントと療育の拠点として、地域に根ざすことを目指します!

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