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2023.03.20カテゴリー:スタッフの思い
感情を素直に表せるって、楽しいね!嬉しいね!
こんばんは!たすくの佐藤歌恋です。
卒園・卒業シーズンですね!
卒園生の皆さん、卒業生のみなさん、そして、保護者の方々。おめでとうございます!
各ご家庭から送っていただく、卒園・卒業証書を持つ子どもたちの写真に
「大きくなったねー。格好いいねー。」と感激している私たちです。
保護者の方々も、今までの1年のまとめに、これからの1年の準備に、お忙しくされていることと思います。
そんな折り、今日も私が最近感じたことについて書かせていただきます。
私ごとなのですが、1年ほど前から歯の矯正を始めました。
小学生の頃から好きではなかったカマキリみたいな前歯。
小中高大と一緒に生きてきたのは、気にしていなかったからではなく、
タイミングを逃し続けてきたことと、なんとなくの意地のためでした。
意地と言うのは、「前歯がカマキリみたいだって、からかわれたり、いじめられたりしてないし」「前歯がカマキリだって他の良さで戦うし」「前歯がカマキリだってモテていたし」「前歯がカマキリだってそれが私だし」というもの
長い間念じをかけてきました。
確かに、特に困ったことはなかったのですが、
私は小学生の頃から、歯を見せて笑うことができない子でした。
そのため、卒業アルバムにも、スマホの写真フォルダにも、歯を見せて笑っている写真は1枚もありません。
どれも口を閉じた作り笑いみたいな顔。写真に写っている自分のことはあまり好きではありませんでした。
月日はたち、最近矯正を始めたのです。
ある程度の自由なお金を手にしたこと、SNSを見るようになったこと、お肌に年齢による変化を感じたことがきっかけでした。
そして最近、矯正の器具がなくても、前歯がカマキリみたいではなくなってきたのです。
ある日ふと「感情を素直に表せるって、こんなに楽しい気持ちになるんだ」と思いました。
楽しい時には思いっきり笑っていい。そんなことが実は、ずっと出来ていなかったのです。(楽しいと思っても、どうしても歯のことを気にしてしまい、表情を作ることに集中していたのだと思います。)
ここまでの文章は決して、歯医者さんのまわし者や、矯正の宣伝ではなく…
「素直に感情を表せる」ことがいかに今の私の心を満たしているかということをお話したかったからです。
教室でお子さんとやり取りしていると、「感情」の言葉や表情を知らない子が多いなと感じます。
確かに、目に見えない「感情」を言葉にするのは難しく、
ならば経験や学びから!とお子さんの目の前で一生懸命に「嬉しいね!」「悲しいね」と表情や声や動きで表したり、机上の学習で教えたりしています。
そこで思ったのは、お子さんたちは、何かを経験した際に沸き起こってくる気持ちを「これはなんだ?これはどういったものだ?」と処理する際に混乱してしまうのではないか?
気持ちを放出できないって、心的処理もきっと上手くできないよな?
それってもものすごくモヤモヤするよな。
ということです。
前述のように、子どもたちの中には、「感情」を学びから得る子も多いです。
そのために、たすくのご家族は、お子さんに様々な経験をさせたり、活動に言葉をのせたりと、身の回りにある全ての場面を学びの場にする名人揃いです。
卒園式・卒業式、泣きましたか?笑いましたか?
これからも、今まで経験したことないような山や谷がたくさんあります。
その時にぜひ、素直に笑ったり、泣いたりできるような子どもたちになっていてほしい。
そんなことを考えた夜でした。
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個性を理解して、才能を伸ばす
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