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2023.10.21カテゴリー:著者:城日菜子

子供たちが描く夢

こんにちは!たすくの城日菜子です。
早いもので、10月ももう下旬!
教室の子供たちは、運動会や、合唱コンクール、遠足などの、行事が盛りだくさんな様子です。
勝ったり負けたり、自分の目標を達成したり、みんな日々、いろいろな挑戦をしているなと、感じる日々です。
今日は、私が最近感じた「子供たちの将来の夢」についてのお話をさせていただきます。

先日、アセスメントを控えている、中学2年生のお子さんと、「将来の夢」についてお話をしました。
彼女は、文房具や、動物(特に犬🐶)、ジャニーズが好きで
人混みや人の視線、人とお話をすることが苦手なお子さんです。
いきなり「将来の夢」といっても、なかなか思いつかないかなと思い
「中学3年生で頑張りたいこと」「高校生で頑張りたいこと」「18歳以降に頑張りたいこと」と、
細かく枠組みを作って聞き取りをしていきました。
その中で彼女は、「人とあまり関わらないような仕事がしたい。裏方とか。」というように話してくれました。

細かい作業、文房具やジャニーズなど、好きなものがある彼女ですが
将来のことを漠然と考えた時に気になっているのは「働く環境」のようでした。
でも「人と関わらないでいい仕事」って、難しいなと思い、
参考になるものを求めて、13歳のハローワークを開いてみました。

昨夜、横浜教室の教室長の鹿島先生と、「なかなか、人と関わらない仕事はないねぇ」なんて話をしながら
13歳のハローワークを読んでいました。 その中で
「職人は合っているかもしれない」「ペットシッターはペットとしか話さないよ」
「牧場、農業関係が好きなら、環境的にはすごくいいね」など
新たな視点で、彼女の将来を考えることができました。
13歳のハローワークには、いろいろな職業がのっていて、私の率直な感想は「面白い!」でした。
初めて聞くような職業もたくさんあり、そこで思ったのは「無知は罪」
「知らない」ということは、選択肢を狭めているんだなと感じました。

やりたい仕事を選択するために大切なことは「経験」と「知識」が必須で、
「知っている」から、「やりたい」に繋げていくために
経験をたくさんしたり、経験できない場合は本を読んで知識を得たりすることが、重要なんだと思います。
そして、支援者である私たちは、子供達がそれらを十分に得ることができるのかを考えて
必要なことを提示していくことが重要だなと感じました。
そう思うと、なんて重大な仕事をしているんだと、いつも身が引き締まる思いになります。

たすくは、「やりたい仕事に就かせてあげたい」ということを
理念として掲げています。
子供達が、「やりたい仕事」を見つけるための選択肢、
選択するための知識を提示できるような大人になりたいと、感じた秋でした😊

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