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2022.07.11カテゴリー:著者:佐藤歌恋

信頼できる相談相手「カリズマティック・アダルト」

こんにちは!たすくの佐藤歌恋です

夏休みまでもう少し。

お子さんもご家族の方々も、1学期の締めくくりの時期をいかがお過ごしでしょうか?

今日は、私の思いを書かせていただきます。

以前、あるお母さんが、「子どものイベント事があるたびに、自分の人生の2周目をしている感覚になる」ということをおっしゃっており、私は母ではありませんが、子どもと関わる中で、私も自分の幼少期のことが思い出される時があるなーという気持ちになりました。

先日、お子さんとのセッションをしていた際、その子が「私には仲間がいっぱいいるもんね」と呟きました。

その子は、学校の友達や先生との関わりの中で「困ったこと」があったらしく、来室してすぐに、「先生!私、困ったことがあるから相談がしたい」と話をしてくれました。

そして、お子さんと、お母さんと、私とで、彼女の困りごとを聞き取ってメモをしたり、様子がわかるイラストを描いて説明をしたり、困りごとを解決するためのアイディアを付箋に書いて模造紙に貼ったりしながら、話し合いをして、スッキリした表情の彼女が言った言葉が「私には仲間がいっぱいいるもんね」という言葉でした。

私はこの呟きを聞いて、自分が小学生の頃も、「そんな大人の存在を望んでいた」ということを思い出しました。

幼少期、身の回りの大人と言えば、お父さん、お母さん、学校の先生。
習い事をしていれば習い事の先生
その中でも心から話ができるのは、両親や学校の先生くらいかなと思うのですが
時には、両親や学校の先生には話しにくいこともあります。

そんな時に自分の悩みや、家や学校での鬱憤を晴らせる相手がいたらいいのに。
そんなことを考えていた記憶があります。

たすくに入って、そんな存在を「カリズマティック・アダルト」というのだということを知りました。

カリズマティック・アダルトとは『よき理解者。あるいは本人を常に無条件に受け入れてくれ、また本人が全幅の信頼を寄せている成人のこと』とあります。

私が子どもたちにとって大切だと思っていることは
信頼できる大人が周りにどれくらいいるかということです。

何かあった時に「助けて」と言えたり、嬉しいことがあった時に「私ってすごいでしょ!」
と言えたりする相手が近くにいることは、子どもたちにとっても保護者の方にとっても安心なはずです。

彼女の言葉から
自分が求めていた存在に、自分が今なれているのかもしれない!と思い嬉しくなったと共に
しっかりと役割を努めていくぞ!思った出来事でした。

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