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2021.07.18カテゴリー:
たすく共創活動プログラム〜ボールはトモダチ⚽️〜
こんにちは。
たすくセンター南教室の吉澤竜之介です。
激しい雨が連日降り、蒸し暑い日が続くなと思ったら
カンカン照りの真夏が続き、体調管理が大変ですよね。
巷では新型コロナウイルスの感染者も日に日に増えてきていますが、
ニュースによると今年のRSウイルスの感染者は昨年のなんと「4倍」だそうです!驚きの数字・・・
昨年は新型コロナウイルス対策が進んだことや初めての緊急事態宣言で街に人が出なかったこともあり、そもそも風邪をはじめ、病気に罹る人が少なかったのもあっての数字なのだと思います。
「RSウイルス」保育士や子育てをしている方は聞き馴染みがある病気かと思いますが、咳症状が出る呼吸器感染症で飛沫や接触によって感染し、2歳までにはほぼ全ての乳幼児が罹り、何度も感染することもある病気だと言われています。3歳以上の子どもや大人が罹っても軽い風邪のような症状で済むことが多いそうですが、心臓に疾患があるお子様や生後半年未満のお子様は重症化しやすく、呼吸困難や肺炎にまで発展することもある病気なのです。
昨年はコロナ対策で流行が抑えられましたが、免疫のない子どもたちに感染が広がっての4倍という数字なのでしょう。
何より、体調を崩さぬように過ごすことが大事ですね。
風邪にも負けぬ頑丈な身体作りをしていきましょう!!
※たすくでは共創活動やノルディックウォーキングなどメンバーの皆様と共に身体を動かしています。直近のノルディックの様子はこちらを参照
最近の共創学習プログラムは近隣公園にてボールを使った身体作りを行っています。
「元気に身体を動かしながら、汗をかく気持ちよさ、みんなと遊ぶ楽しさを経験しよう!」
ということで、いきなりサッカーや野球をやるのではなく、子どもたち一人ひとりのできることに合わせた内容で身体を動かします。みんなが参加しやすく一緒にボールに触れたり蹴ったりと遊びを通して、つながりが感じられる時間になればと思って始めました。(私がサッカーが好きなので😁)
例えばキャッチボールではトル、ナゲルといった技術だけでなく投げるときに「相手が取りやすいように」と考えることで人との関わりや思いやりを学びます。ボール投げ一つとってみても聴覚や触覚、知覚を高めることができます。後ろに投げてみる、上に投げて取る、投げて1回手をたたいて取る、2回、3回と数を増やすとその分高く投げる必要があります。
私たちが何気なく活用している空間認識も、このような遊びを通して感じ、育てていけたらなと思っています。
「上手く投げられない・・・」という子も同じ環境にいるだけで、一緒に参加しているのです。
ここで、保育士時代のエピソードを一つ。
「わらべうた」を実践で教えてくれる先生が来てくれた時のこと、
わらべうたが始まっても、玩具で遊んでいる子や保育室の端っこにいる子たち(1歳児クラス)がいました。
この子たちも一緒に遊ばせてあげようと、
A保育士は「○○先生きたから始まるよ、こっちおいで」といって抱っこして同じ場所に連れて来ました。
B保育士は「一緒に遊ぼう、楽しいよ」といって気持ちを向かせようと声掛けし、手を引いて同じ空間に連れてきました。
保育士たちは「遊びを体験させてあげたい」「専門の先生が来てくれていることに気を遣った」様々な理由がシチュエーション毎にあると思いますが、
その先生は「あなたたちはどっちもしなくていいのよ」といつも伝えてくれていました。
率先して一緒に遊ぶ子も、部屋の隅に隠れるように座っている子も、後ろを向いて違う遊びをしている子も、その子たちは自分たちの参加の仕方で楽しんでいるのだからと。そしてやりたくなったら自分の足で近づいてくるからみててごらんと。
一人ひとりの楽しみ方があって、一人ひとりアプローチも違う、遊ぶ時間だからこっちにおいでと大人の都合で移動ややらせる必要はないのです。
そこには自発性をもたらす関わりや、年齢や発達に応じた配慮等、しっかりとした理論あっての教えなので、以降、我々は自信を持って子どもたちと過ごすことができました。
理論(エビデンス)あっての実践。これは保育も療育も同じですね。
それとあと一つ、そこにいる大人がやることは、大人も全力でその時間を楽しむこと。
共創活動にしてみても参加してくれる子どもたちや保護者も一緒に身体を動かして楽しむ、その時間や経験こそが子どもたち一人ひとりの宝物になるのだと信じています。
let's try!
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個性を理解して、才能を伸ばす
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