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2021.07.12カテゴリー:著者:横浜教室スタッフ

赤ちゃんがギュッて指をにぎってくれる

こんにちは!たすく横浜教室の川間恵美です。
前回のブログでは、娘のコミュニケーション行動について少し書かせていただきました。
今回は、何を書こうかなーと思い考えて・・・ 『反射』について書いてみようと思います!

この仕事に携わっているせいか、子どもを産むことをとっても楽しみにしていました✨
それは、ヒトの発達について毎日目にすることで自分もたくさんのことを学べると思ったからです。
そして、出産。
学べるというか・・・毎日を過ごすことで精一杯!!という日々・・・(笑)
ですが、ヒトの発達ってすごいなーと思える日々でもあります。

そもそも反射とは、ヒトの場合、「特定の刺激に対する反応」であり「意識下ではない」ということが条件となります。
そして、赤ちゃんが見せる反射のことを「原始反射」と言います。
この「意識下ではない」ということは「基本的に全ての新生児に見られる」ということを指します。
なので、見られない場合は、何か大きな発達の困難があるのではないかと予想します。
ただし、個人差が大きく、また強さの個人差も大きいのです。だから、注意深く観察しなければいけないのです。
(↑とは言っても・・・毎日お世話するだけで精一杯!!という日々でした・・・笑)

そして、今回のブログでは「原始反射」の中でも「把握反射」についてちょっと書いてみようと思います😊
把握反射とは、手掌把握反射とも言いますが、「指などで赤ちゃんの手の平を触ると指を赤ちゃんがギュっと握り返してくれる原始反射」のことです。
これが、本当に可愛いのです❤️
なんというか・・・頭では意識下の反射だとわかっていても、
「ママ」って思ってにぎってくれた!と100%思います!!!
つまり、赤ちゃんはもともと好きになってもらえるアピール?のための手法を備えて生まれてくるのです!

いや、そうではなくて。
この反射があるから、消失した後に物を掴むことができるようになるのです!!

つまり、反射の役割は
①生物として生きていくためのもの(生き残るため)
②適切に安全に成長するため(反射の出現は、「消失+次の発達を促すため」ということですね)

ということを今回は学びました。
身体の発達って当たり前ですが、脳とものすごーく関係しています。
まだ生まれる前、つまりはお母さんの胎内にいる時から少しずつ発達して、
生まれてからはより加速して中脳や大脳皮質などの高次な機能が成熟していく。
こうやって書いていると神秘的ですが、日常はそんな神秘的な瞬間だけではなく、過ぎていきますよね〜(笑)

私たちの療育の柱は
①学習の基礎+②脳とからだ=社会へ般化=③社会性
となっています。

つまり、身体の発達はものすごーく勉強と関係しているということですね。
今回は反射について少しお話ししましたが、娘も日々発達しています。
なので、また身体の発達についても触れていこうと思っています😊

それでは次回もお楽しみに〜

タグ:
反射子育て脳と身体身体の発達

この記事を書いたスタッフ

横浜教室スタッフ

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私たちは発達障がいのあるお子さんとそのご家族のための、一貫性と継続性のある支援体制を創る「たすくグループ」です。 TASUC個別療育・横浜センター南は、最新の研究と科学的な根拠に基づくアセスメントと療育の拠点として、地域に根ざすことを目指します!

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