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2023.08.06カテゴリー:著者:伊藤明美

ぜひ観てほしい、映画「くちづけ」✨

こんにちは。横浜教室の伊藤明美です。

いつもブログを拝見いただきありがとうございます。

先日2日間に渡り、メソッドライセンス受検をさせていただきました。

メソッドライセンスとは、発達障害の療育と支援するチームリーダーを増やしたい、とたすくで出発するには必要なライセンスの一つです。 

実際の療育とメソッド本を照らし合わせて理解していくのは日々難しいと感じる中、この映画を通じて、日々感じている違和感や現実の厳しさ、自分の無力感など感性は間違っていないんだと思う一方で、自信を持つことができた機会でした。

その上で、今の私に何ができるのか、感じたことやできることをまとめたので、お伝えさせていただきますね😊

【映画を観て感じたこと】

映画全体としては、とてもハートフルで、でも切なすぎる話でした。

ご覧になったことはありますか?私は今回が初めてでした✨

知的障害者のグループホームを舞台とした話で、1つの空間を描写し続けているので、映画というよりも舞台を観ているといった印象でした。現に、舞台から、そのまま映画化されましたものね。(ネタバレになったらごめんなさい🙏💦)

主人公のうーやんが、皆といる騒々しいシーンと、マコちゃんと2人きりの時のシーンのとても穏やかで優しい雰囲気のギャップが印象的でした。

一方、袴田さんの「障がい者の子ども抱えて理想論語ってるんじゃない」という言葉や、お友達の「キモい」「怖かった」という感想、綺麗事では済まされない真実を包み隠さず描かれていて、あまりにもストレートに感情に訴えてくるので、涙が止まりませんでした。

映画の中で描かれていることが『リアル』であり、不甲斐ない気持ちになるも、それを誰にも責めることができないのも真実。

この世に起きている犯罪の事件の多くが、精神や知的に何らかの障害を持つ人が多い現実。実はそれは、真犯人が捕まる前に、理解できない障害を持つ方々が犯人に仕立て上げられてしまうということも大いにあるとのこと。彼らは問い詰められる恐怖から自白を強要されていることが現実に起こっている。

映画の中では自分の愛する娘にはそんな犯罪者にしたくない!という気持ちで、一緒に生きていくために施設に入れる決意をした父親。障害を持つ家族の大変さが痛いほどわかるから、親近者や他者に頼むことができない状況。葛藤が鮮明に描かれていました。

一人で生きる力を持てないから犯罪を犯す選択をするのではなく、一人で生きていく術がなかったら生きていける世の中にしていこう、というメッセージを受け取った感じです。

【今の私にできること】

私は、最期に「人生やりきった、悔いはない」と感じながら迎えたいという希望があります。大切な家族に感謝しながら、最期を迎えたい。そのために何ができるのか、人生逆算思考で生きること、を常に考えています。

しかし、それを実現するには、自分の身をどこに置くかはかなり重要な要素であると感じています。いつでもどんなときにでも人に頼れる環境に身を置く、目指したい理想の姿を実行している人のそばに身を置くことこそが近道だからです。そのために人脈やコミュニケーションを学ぶ必要があると感じています。でもそれは特別なことでは決してないとさえ思います。

たすくは三種の神器としてそれらの必要なことを最初に教えてくれます。それは人生を豊かに生きていくための盾と矛であるからだと解釈します。メソッドとして誰もが理解しやすいように落とし込んで、仕組みも作っています。

それを少しでも身近な方々に、地域に、伝えていくことが今の私の使命だと感じました。私も自分が住んでいる地域に、もっともっとたすくを身近にしたい。本人、むしろご家族の思いをしっかり聴いて受け止め、一緒に人生の選択肢を増やしていく。

一緒に生きる選択ができる世の中にしていきましょう✨

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