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2023.12.02カテゴリー:著者:早稲田教室スタッフ

子どもたちの可能性は無限大🚀保護者の家庭療育実践発表会

こんばんは🌼
TASUC早稲田教室の庄司薫です。
ついに私の大好きなイベントが開催されました!

保護者の家庭療育実践発表会
本日はたすくグループ年1回恒例行事である
『教材マスターの集いMAX2023』🎄

Aくんのご家族と一緒に2ヶ月前から内容を考え、
【スケジュール】を題材に3年間の療育の取り組みをまとめました。

Aくんってこんな子
・現在は小学3年生
・J⭐︎sKepsは2.9点
・TASUCと年長の夏に出会う
・発達障害+ギフテッド(2E)
・好きなことは読書やプログラミング
・嫌いなことは見通しを持てないことや指摘されること

幼少期の様子
・初めて発達について保育園に相談したのは年少(3歳)後半。
・とにかく育てにくい!笑(母の感想)
・あまり寝ない
・不器用(3歳児健診項目の三角が描けない)
・頑固さやこだわり(嫌と言ったら絶対嫌だ!)
・切り替えの悪さ(園への入室退室などに30分前後時間がかかった)

たすくを選んだ理由
・「療育とは保護者の修行である」と考えていた母。
・探すときの条件として、「預かってくれる」療育先はNO
・子供と1:1で向き合い、個別ニーズに対応してくれる
・保護者の相談にのり指導してくれる専門家
・理屈っぽい自分(母)に合ったデータや理論に基づいた療育先
・一貫性と継続性のある支援体制・子どもと先生の相性が良かった

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たすくからのメッセージ

アセスメントを受けて
息子は真っ暗な宇宙を何もない状態で彷徨っていることに気づき、彼の不思議な不思議な宇宙に何か目印になるものを…!ということでスケジュールを活用し始めました。

現在の様子
3年間の継続した療育により、スケジュールがあることで、身の回りのことはもちろんですが、最近ではお手伝いや一人でおつかいにも取り組めるようになってきました🧼
例えば、食事の際、家族の分の飲み物を注文をとって入れること、料理の補助です。
また、TASUCからお家へ電車に乗って一人で帰宅する練習も始めました。


注意の選択や身体の不器用さもある彼にとって、生活の中でたくさんの情報に囲まれながら、必要な刺激に注目し、判断し、考えながら身体を動かすことは、立派な療育であり、自立に向けた大きな一歩です👣
その大きな一歩を踏み出せたのは、見る聞く・見通しを持つ・時間を知る・段取りが理解できるなどの土台となるスケジュールが彼の生活の中にあるからです。

改めて、スケジュールがベースにあるからこそ、挑戦や再挑戦ができるのだと感じました。

お互い学ぶことはたくさんある
今回スケジュールの変遷にフォーカスを当てて発表した理由として「スケジュールを使えるようになること」はもちろんですが、スケジュールを通して、
・私たちが彼の特性を理解し配慮すること
・コミュニケーションやアカデミックな課題の並行指導する大切さ
・動機づけは変化していくことなど
お互いの違いの理解と挑戦のための気づき・学びを得たためです。

最終的には、彼が自分の生活や特性に合ったスケジュールを使いこなし、このツールを通した経験を糧に社会と関わりを持ち続け、地域で暮らすことに繋がってほしいと思っています🎁

彼の可能性は無限大。
一緒にじっくり人生について考えよう🚀

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