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2023.08.23カテゴリー:著者:早稲田教室スタッフ

夏の「般化」大作戦❤️‍🔥~個別の療育の場面でしかできないスキルはいらない!生活にどんどん使えるようにする「般化」の視点が大事なんです!ノ巻~

こんにちは、TASUC 早稲田教室の秋庭です🦙

みなさま、夏休みはいかがお過ごしでしょうか?

プール、キャンプ、スイカ割り、花火、お祭り、帰省などなど…夏はイベント盛りだくさんですね♪

<夏のイベントといえば…>

TASUC早稲田教室では夏季特別プログラムとして、

🏔御岳山登山

🥪ホットサンド作り

🫧バスボム・スライム作り

🚒防池袋災館

🚶避難訓練

👨‍👩‍👧‍👦未就学対象の親子体操

🌽農業・野菜収穫体験

などイベント盛りだくさんでした!

<特別プログラムの特徴>

このプログラムでは、いつもの療育とは違う点があります。

それは、”小集団・集団プログラム”であるということです!

いつもは”個別療育”というスタッフとお子さんの1対1での学びですが、夏季特別プログラムでは「小集団」での行動が主になります。

夏季特別プログラムにはさまざまな目的がありますが、今回は「般化の事例」について紹介します。

<般化させるまでが大事な療育>

みなさんは「般化」という言葉をご存知ですか?

「般化」は2種類に分類されます。

①場面般化

▶︎特定の状況下で身についた行動が、違う状況でも現れた時のこと

②反応般化

▶︎特定の状況下で身についた行動がそのものの頻度や強度があがること

みなさま、「般化」についてはご理解いただけましたでしょうか?

それでは早速、事例を見ていきましょう👀

【🗣援助依頼の般化の事例🚨】

今回事例に出すのは、小学2年生のAさんです。

Aさんは困った時に誰にどう伝えればよいのか分からず、援助依頼をすることが苦手でした。

例えば、宿題で分からない問題があっても質問に来る事が難しいなどです。

個別の療育や自立の自習の中で「分からなかったら質問してもいいこと」を伝えたり、「助けを求める時にお話ブックの利用」を継続したりすることで、こちらからの促しがなくても質問をしに来ることができるようになりました😊

夏季特別プログラムでは、バスボムの作成中にAさんの使っていた袋が破れてしまいました。

この時に何もできず固まってしまうのではなく、隣にいた初対面のお母さんに「袋が破れちゃってどうしよう?」と援助依頼をする事ができていました。

今回のAさんの成長ポイントとして、「場面や相手が変わっても自ら援助依頼ができたこと」です。

このように、個別の療育で繰り返し行うことで自信をつけて、集団にの場面でも個別の療育で学んだことを使っていきます。

以上のように、TASUCだけできる事ではなく、保育園・幼稚園・学校などの生活の中でも生かしていけるような般化を目指して、療育を行っております。

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