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2025.12.26カテゴリー:
早期療育の成果 〜こども園最後の運動会で大活躍!

子どもたちの成長は、一歩ずつの積み重ねです。
今回は、年中の頃にTASUCへ入会した女の子の、早期療育ならではの成長エピソードをご紹介します。彼女がTASUCに来てくれた当初、まず気になったのは「力の入れ方がわかりにくい」という点でした。姿勢を安定させるために必要なお腹の力を入れることがうまくできず、身体づくりをする時はもちろん、机上で学習しているときに姿勢を保持することにも、過度に力が入っている様子が見られました。
スキャモンの発育曲線にあるように、早期の段階では「神経系」が発達する時期。身体づくりはとても大切です。
TASUCでの身体づくりの取り組み
最初に課題として取り組んだのは、仰向けに寝た状態で、膝を抱えて身体を丸める「たまごのポーズ」です。これは、お腹に力を入れる感覚を育てるための運動です。
しかし、当初はお腹に力を身体を丸めようとしても頭が上がらないことが多い状態でした。
「どのように力を入れたらいいの?」という戸惑いが姿勢にも表れていました。
そこで毎週の療育では、力の入れ方をつかむためにポーズを取る前にお腹を触って、力を入れる部位を示したり、少しでも頭を上げられたら支援者が状態を起こしたり、補助の入れ方を調整してステップを組んでいきました。

ご家庭での継続的な取り組み
さらに、ご家庭でもご兄弟と一緒に取り組んでくださったことが大きな支えとなりました。
正直、週に1度の療育ではなかなか効果が出ません。毎日のご家庭での積み重ねた結果、半年後、彼女の身体の使い方は見違えるほど変わりました。
今では、膝を抱えなくても自分で足を引きつける姿勢をつくり、そのまま 20秒間保持できるほどの安定することができるようになりました。
身体づくりの取り組みの成果を発揮!
そして迎えた先日の子ども園で最後の運動会。
その成長は、かけっこの場面で見事に発揮されました。
スタートの合図とともに力いっぱい走り出し、最後までスピードを落とさずゴールに向かって駆け抜ける姿は、これまでの努力が積み重なった結果そのものでした。
後日、お母さんから送られてきた写真を見て、スタッフも思わず胸が熱くなる瞬間でした。

就学前から始める早期療育がもたらす成果
身体の使い方の基礎が身につくと、運動の場面だけでなく、
・姿勢が崩れにくくなる
・疲れにくくなる
・集中しやすくなる
・できることが増えて自信が育つ
といった、日常生活そのものに良い変化が広がっていきます。
TASUCでは、ご家族と一緒にお子さんの一人ひとりの力を引き出し、園生活や日常生活で「がんばったね」「できたね」と実感できる場面を増やしていけるよう、支援を続けていきます。
『3学期は次年度に向けて準備をする期間です。だからこそ早めの相談を』
少しでも気になることやできるようになってほしいこと、挑戦させたいことがあれば、早めに療育の専門家に相談することが大切です。
「ちょっと気になるな」と感じたら、どうぞひとりで悩まずにお気軽にTASUC豊橋教室へご相談ください。私たちスタッフは、保護者の皆さまとしっかりコミュニケーションを取りながら、お子さんに合った療育のプログラムを一緒に考えていきます。
安心して過ごせる環境づくりと成長のサポートを通じて、お子さんがのびのびと自分らしく育つお手伝いを全力で行ってまいります。
お問い合わせは、こちらのリンクよりお待ちしております。どうぞお気軽にご連絡ください。

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個性を理解して、才能を伸ばす
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