Staff Blog
スタッフブログ
2020.01.14カテゴリー:未分類
アセスメントがスタート
みなさん、こんにちは
たすく豊橋の篠原です。
新年を迎えました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
インフルエンザ等、体調を崩しやすい季節ですので、気をつけていきましょう。
新年最初のブログですので、アセスメントについて書きたいと思います。
たすくの大切なプログラムの1つがアセスメントです。
「検査をしないでオペをする医者はいない」という言葉のとおり、アセスメントをしないで、計画を立てたり、実施したりする療育はありません。
このアセスメントをとおして、お子さんのことを、皆で理解し、まさしくONE TEAMで療育を進めていきます。
昨年もほぼ毎週、アセスメントを実施してきました。
一家族だけを教室にお迎えし、アセスメントを実施します。
お子さんの学習、昼休憩、協議と合わせて、約5〜6時間をかけて実施します。
教室としても一大イベントです。
アセスメントをするときは、机を専用の配置に切り替えます |
初回というメンバーさんもいれば、6回目というメンバーさんもいらっしゃいます。(ちなみに、6回目という方は、たすく豊橋ができてから一番長く通っているメンバーさんです。)
ですので、それぞれのアセスメントでは、年齢やお子さんの状況、生活状況などを踏まえて、テーマを設定しています。
例えば、
・J☆sKeps(学習を支える学び)の現状や、その力がどれくらい伸びているか確認する
・お子さんの特性について、改めてみんなで確認して理解する
・コミュニケーションの課題について、整理して、取り組む課題を明確にする
・家庭で取り組む生活スキルについてチェックする
・将来を踏まえてリスクを整理する
などです。
このテーマを踏まえて、午前中に約2時間、学習や運動に取り組みます。
お子さんそれぞれのピークの力を発揮できるように、事前に準備したり、当日に働きかけたりします。お子さんの頑張る姿に、いつもみんなで感心し、感動します。
お子さんの頑張る様子、困っている様子などを、ご家族、スタッフがその場で共有することもとても大切です。
ご家庭での日々の困り感を、私たち支援者が理解することもとても大切です。
当日は、お父さんにも同席していただくようにお願いしています。
子育ての中心はお母さんというご家庭が多いですが、それをバックアップしてくださるのがお父さん。
なかなか普段見ることができないお子さんの姿を見ていただくことが大切です。
お母さんとは違った視点もお持ちで、私たちにとって、とてもありがたいです。
午後は、1年間の成果の確認はもちろんのこと、アセスメントのテーマや、ご家族の困っていることや気になることなどのニーズを踏まえて、お父さん、お母さん、スタッフが協議をします。
例えば、
・ポイントになるJ☆sKeps(学習を支える学び)がどこで、どの力を伸ばしていくことが大切か
・認知や感覚処理などお子さんの特性について、配慮するところがどこか、活用するところがどこか
特性の理解と活用の視点 |
・コミュニケーションツールについて、どのような手段を用いて、どのような場面で伝える練習をするか
・予定を把握して、主体的に行動できるように、どのようなスケジュールを使うか
主体的に行動するためにはスケジュールが必要です。アセスメントで確認します。 |
・家庭で取り組むお手伝いの種類や内容について確認する
・行動的な問題、疾病の問題などリスクを整理し、対策を考える
4つのリスクの視点でお子さんの現状を整理します。リスクの予防が大切です。 |
お子さんのことが分かった、取り組むことが明確になった、などと感想をいただきます。
このアセスメントが新しい1年のスタートになります。
ご家族とじっくりとお子さんのことを話し合い、向き合うための大切なプログラムです。
今年も1つずつ、丁寧に取り組んでいきます。
<ずっと一緒だよ たすく豊橋>
ずっと一緒だよ!一貫性と継続性のある支援を!
- タグ:
個性を理解して、才能を伸ばす
TASUC個別療育
豊橋
tasuc.com
〒441-8013 愛知県豊橋市花田一番町138 豊橋西駅前ビル2F
JR豊橋駅西口から徒歩3分