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2025.09.25カテゴリー:著者:札幌教室スタッフ

マラソン大会に向けて〜貢献意欲と自己肯定感〜

先月までの暑さが嘘のように、札幌は一気に秋らしくなってきました🍂

秋といえば!食欲の秋、芸術の秋、読書の秋…さまざまな秋の楽しみ方がありますが、札幌教室では特に「スポーツの秋」を楽しめるイベントを複数用意しています。

今回は、その中でも「あおぞらマラソン」について取り上げます。

札幌教室は、毎年モエレ沼公園で行われる「あおぞらマラソンオータム大会」にリレーマラソンの部で出場しています。1周約2㎞の道のりを全員で10周、タスキを繋いで走ります。

下は小学生から、上は高校生まで。幅広いメンバーで協力して、全員でゴールを目指します。

「マラソン大会に参加する」というと体力面の増強ばかりに目が向きがちですが、私はそれと同じくらい「自己肯定感」を育むことが重要だと考えています。

自己肯定感を育むには、『子どもに実際に役に立つ仕事を与え、それに対しての頑張りを認め、褒めることで貢献欲を満たす』ことが大切です。組織(集団)に自分が貢献した、役に立ったという経験を重ねることで、自分自身を肯定的に捉え、認める力が育ちます。

マラソン大会では、1周2㎞と決して短くはない距離を走り続けなければなりません。走り続けると息が上がって苦しくなります。しかし沿道で応援してくれる、自分のタスキを待つ仲間の存在があります。仲間の期待に応えて、苦しい中でも走ろうとすることで仲間に貢献しているという実感を育むことができます。また、途中歩いてしまったとしても、自分の目標に合わせて努力できたことを認めてくれる人がいることが重要です。  

自分の走る番以外にも、役割活動があります。1人で走るのが難しいお子さんには走るのが得意な子が伴走をしてくれたり、沿道から走る子を応援したりと、それぞれがチームをサポートするために役割を担っています。

走るタイムがどうであれ、タスキを次の人に繋ぐことができれば、最終的にチームのためになる。マラソン大会は、チームに貢献して「自己肯定感」を育むのに最適な活動だと思います。 

今年のあおぞらマラソンは10/12(日)。昨年も参加してくれた子、今年初挑戦の子、たくさんの参加者が集まっています。当日は、みんなの思い出に残る一日になることを願っています🌟

💡学校では、行事等でクラスのために努力したとしても、誰かから感謝されるという経験は得づらく「クラスに自分が貢献した」という意識が伸びづらい傾向があります。学校以外のコミュニティに属し、そこで認められる経験を重ねることが大切です。たすくを上手にご活用くださいね。


📢 10月18日(土)①9:30~②10:45~に、個別相談会を開催します。
お子さんの成長や日常でのお困りごとについて、一緒に考える時間にしていただければと思います。

👉 お申し込みは、HPの問い合わせフォームよりお願いいたします。

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