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使えるツールから、使っているツールへ!〜スケジュール編〜
皆様、こんにちは。たすく鎌倉御成教室の松永優佳子です。
夏休みも半ば、皆様いかがお過ごしでしょうか?
たすくではこの時期、
◉毎年恒例となった教材マスターの集いMAX
(ご家族の実践がリアルに聞けるTASUCの研修会の1つです)
◉母の会
(教室に通うお母様方とのzoom懇談会)
◉夏休みの保護者面談など、
ご家族の方々と、家庭での取り組みについて語り合う機会が目白押しでした。
その中でよく話題にあがっていたのが、
“〇〇さん家のように、家庭療育を頑張りたいけど・・・”
“毎日の生活の中で、なかなか上手くツールが使えない・・・”
と言った、日々お子さんと向き合っているご家族の悩み。
“・・・”の先にある、じゃあどうしたらいい?を一緒に考えるのが、
私たちの仕事です!
今回は、一緒に考える時のポイントを、
スケジュールを題材にご紹介します。
スケジュールの形態は十人十色
スケジュールは、見通しを持ったり、情報を視覚的に捉えるためにも、必須のツールです。
大人になっても、手帳やToDoリストなど、自分に合った方法で活用している人がほとんどです。
一人一人の認知様式や特性によって、スケジュールの形態は様々です。
絵カードが分かりやすい人もいれば、音声が聞こえた方が理解しやすい人もいます。
大切なのは
①アセスメントで一人一人の認知様式・特性を知り、
お子さんが理解できる=使えるスケジュールの形態を考えること
②日々成長していくお子さんに応じて、スケジュールの形態も変えていくこと
形式的なものにこだわらず、一人一人が使えるツールを目指す、
10人いれば、10通りのスケジュールがあります!
使えるツールから、使っているツールへ!
お子さんに合わせて、使えるツールを用意したつもりでも、
なぜか自ら使っているツールにならない・・・。
そこには3つの落とし穴があります。
①時間や場所、人、楽しみなど、本人が知りたい情報が入っているか
②選択の入ったスケジュールになっているか
③スケジュールを自分で組んでいるか
こちらがやってほしいことだけを並べた指示一辺倒のスケジュールは、
本人にとってはただの指示です。
知りたい情報がある・自分で主体的に選択する・自分で納得して組み立てる
これらの要素が入ることで、お子さん自身が「必要だ!」と感じるスケジュールになります。
スケジュールを活用して、主体的な毎日を!
やりたいこと・やるべきことを視覚化して、
「次は何かな?」「今日は何をモチベーションに頑張ろうかな?」と、
自らスケジュールを確認する習慣がつけば、主体的な毎日を過ごすことができます。
そのための一歩一歩を、これからも一緒に考えていきましょう!
☆発達が気になるお子さん、療育したい!というご家族の個別相談を受け付けております。
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個性を理解して、才能を伸ばす
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