スタッフブログ

2022.12.13カテゴリー：著者：中野坂上教室スタッフ

移動指導の実践

こんにちは、TASUC中野坂上教室の福元です。

とても冷える日が増えてきましたね。

特に朝晩は暖房を入れないと何もできないくらい寒さを感じています🥶

そんな寒い日や雨の日でも、自立の学校では子どもたちが完全に自立移動ができることを目指して「移動指導」を行っています。

それは将来子ども達が、公共交通機関や地図などを活用して、自ら行きたい場所へ移動することができることを目指しているからです。

実際に私もお休みの日に一人でいろんな場所に出かけて好きなことをして過ごすことが多いのですが、自分で場所や手段を決めて移動することができるのは、充実した日々を送るための第一歩となります。

今回のブログでは、現在中野坂上教室で移動の練習を頑張っているAさんの様子を交えて、移動指導の様子についてご紹介します💫

Aさんは現在、放課後にバスを利用して教室まで通っています。

移動指導を行う際には、課題分析を行いその子の目標を細かく確認しています。

Aさんは移動指導を始めた時は、乗車するバスを見分けることが難しく、スタッフにどれに乗ればいいか毎回尋ねていました。

（でもこれも大事なスキルですよね）

しかし今は行き先表示を見分けられるようになり、自分で選択することができるようになりました！

また、降りるバス停も以前は景色で判断していましたが、

今は教室の最寄りバス停の名前を覚えてアナウンスの後に自ら押すことができています。

歩行中も課題分析をしてから移動指導を行います。

Aさんは「歩道の左側を歩く」という課題の達成率が△（50%）なので、これが◎（100%）になるように練習中です。

私が中野坂上教室にいる間だけを見てもAさんが一人でできることがたくさん増えていると感じます☺️

課題分析でも、半年前のものと比較しても評価が上がっているのがわかります。

これからもAさんが一人で教室まで来られるように移動指導を継続していき、本人が自信を持って移動できるようにたくさん経験を積んでいってほしいなと思います。

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