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2019.12.18カテゴリー:著者:鹿児島教室スタッフ

移動スキル

みなさま こんばんは。
今日も訪問してくださりありがとうございます。
たすく鹿児島教室の高尾です。

今日は
「バスで家に帰る」に初めてトライしたことについて
お話しします。

ご両親の希望もあって、「一人で公共の交通機関を使って移動」
も獲得したいスキルの一つとして上がっていました。

アセスメントシート

いよいよ挑戦の時がやってきました。
新しいリュックに定期券入れをご両親が用意してくれて、本人はウキウキです。
お母さんはお子さん一人教室に置いて帰るのに少し不安もありそうでしたが、
「バス停で待ってるね」と手を振りながら帰って行かれました。
スタッフが2人ついて一人は記録、一人はガイドです。
移動支援のアセスメントシートを使いながら道中スキルをチェックします。
今日は初めてでしたので
どのくらい自分でできるのか、
どこでどのくらいの支援が必要かを確認します。
・歩道を歩けるか
・道順をわかっているか
・公共のマナーは守れるか
・交通機関の利用方法はわかっているか
・困った時はどうするのか
などなど

トライしてみると、教室では見られないくらい周りをちゃんと意識して動けている姿に感動!!
その反面、歩道をまっすぐ歩くことの難しさにびっくり!!
目標に向かってあらためて学習の計画ができました。
週末のノルディックに積極的に参加していただく予定です。

バス停ではお母様が迎えに来てくださっていて
「ママーただいま」とお子さんの最高の笑顔に
お母様も「おかえり」とニコニコ顔ぎゅーっとお子さんを抱きしめていて
挑戦できた喜びをみんなで感じた瞬間でした。

やはり子どもたちは経験が大切です。
一つ一つの経験をどうやって体験させるかが大切になります。
体験できたことで、親子の自信になります。

今回は移動スキルでした。
3年生をめどに自分で通学してくることになるでしょう。

自分で移動できると
行動範囲が広がります。
行動範囲が広がると
行ってみたいところ、やってみたいことが広がっていきます。
発達に困り感のあるお子さんの一番苦手とする
動機付け
「やりたい」という思いにも繋がります。

どんな形であれ自分でできたと思える結果を提供するのが『たすく』です。
「できた」で終わることで次へのモチベーションに繋がります。
たすくの療育では
どんな支援でできたのかをきちんとアセスメントして自立につなげます。

一人で通っていきてくれる姿を
今から思い描き その日が来るまで
一つ一つ体験を積み上げていくのが
スタッフの楽しみの一つとなりました。
また結果は報告させていただきます。

今日もありがとうございました。

左 西郷さん  右 つん

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発達障がいのある子どもたち(チャレンジド)と家族のために、一貫性と継続性のある支援体制の構築に向けた課題への取り組みに寄り添う専門家集団です。
一人ひとりのお子様に応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。
 
たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,10年の歴史がある療育専門機関です。
 
私たちは,1年に一度,ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメント を軸として,ともに未来に向けた療育プログラムを作成し,ご提案いたします。
 
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