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たすく代表日記
2017.07.17カテゴリー:未分類
ハンドスピナー(英語圏では fidget spinner)について
ハンドスピナー 英語圏ではフィジェットスピナー(fidget spinner)
初めて見たのは6年ほど前だったかな?なにせ、日本に入ってきましたね〜。夏祭りのメインになっているかな?ヨドバシカメラでは特設コーナーがありますね。
確かに気持ちいいですね。
単純に面白いからだけではなさそうです。
手中で爽快に回る「回転系」に、前庭感覚が満たされ、末梢神経の刺激があるから、説明しなくても多少の知識がある人なら納得できそうです。
当時も、「すごいな!」という良い意味で感想でした。それが、一気に、たくさん作られて、日本中にあふれたのが今年です。
今日は,久しぶりの休日なので、ようやく、ハンドスピナーを買い込みました。
各教室で使うためです。色のバリエーションがあるプラスチック製で、LEDの光るものを基本にしました。赤青黄色を基本色とすることで、認知の学習にもつながるお子さんもいます。
いつものように、「僕は、黄色い、ハンドスピナーで、遊びたい」と四語文のトレーニングに励むわけです。
さて、たまたま購読しているニュースウィークのWeb版に、「ハンドスピナー大流行、教師困惑 ADHDへの効果も実証されていない」とありました。6月頃だったかな?
確かに,記事のとおり、授業中に回していたり、ましてや鼻の上に乗せて回しているようじゃ、困惑しますね。ダメです。
さらに手が塞がれてしまうから、書字やPC操作の際には、やっぱり止めないと。
発明しながら,特許を逃して、いろいろあるみたいですが、いかにも豪快そうで、会ってみたいキャサリン(Catherine Hettinger)氏は、ASDへの効果にも触れています。
Her views are not shared by increasing numbers of schools, who are banning children from bringing or using the spinners because they are seen as a distraction. But Hettinger said she was pleased that in other circumstances, schools were finding the devices helpful. “I know a special needs teacher who used it with autistic kids, and it really helped to calm them down,” she said.
もちろん,たすくでは、好子の選択がメインの使用になりますが、
真鍮製のハンドスピナーは、ガリガリしていて、青年期のメンバーには直ぐ使ってもらいたいと思っています。振動も適度にありますし、センソリーエリアで味わうグッズとしては、かなり行けると考えています。
声を出して本を読む「音読」を学習の基本にしているお子さんもいますが、ADHDをはじめとするお子さんは、集中が散ってしまうこともあるわけで、その時にハンドスピナーを回しながら読んでいいよ!はありですね。
こういう流行り物は、「みんなが使ってる」「様々な種類のものがある」「何よりもナウい」から、僕たちは直ぐに導入します。子どもたちが好きだってことは、蘊蓄よりまず、好きなんだと思う。そして、大切なのは「遊び方」を一緒になって学び、伝えること。
これが大事かなあと。
蛇足ですが、
僕は早速、5月くらいから雑誌の投稿が2回ほどあったんですが、ハンドスピナーを回しながら書き進めました。
例えば、23時過ぎの誰もいない研究室で、普段しない行動のワースト3だった、
・メールを確認している時に誘導されるネット検索
・余計な心配(明日の予定や,普段しないくせに明朝ゴミ出しの算段)
・爪かみ
これが解消されました。そんな研究的生活者にもオススメかと。
発達障がいのあるご本人たちからのフィードバックは,いろいろ使ってもらって、これから集めます。
僕のブックマークより↓)
https://www.theguardian.com/lifeandstyle/2017/may/03/fidget-spinner-inventor-patent-catherine-hettinger