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2024.06.22カテゴリー:著者:吉本文香

TASUCのコンサルテーション事業:小笠原諸島へ!

こんにちは、TASUC自立の学校大船の吉本文香です☔️

いよいよ梅雨入り宣言が出ましたね。教室では、今日も雨にも負けず、たくさんのお子さんたちがいらっしゃる予定です。

普段から徒歩や電車・バスで教室に自分の足で来ることを習慣化しているおかげもあって、みんな雨でも休まず元気に来てくれています✨

さて、私は先日、TASUCのコンサルテーション事業の一環として、小笠原諸島 父島へ行ってまいりました。

TASUCでは、本人とその家族に対する支援だけではなく、親の会や学校コンサルティングなど、全てを包み込む支援体制を構築することが理念です。

一貫性のある支援をするためには、支援者向けのサービスを展開し、子育てを地域の面でサポートできる仕組みが大切だと考えています。

また、今回訪問した「離島」は特別な環境ではありますが、そこにも発達に凸凹のあるお子さん、日常生活で困り感を感じていらっしゃる方がいます。TASUCとしても小笠原諸島へのコンサルテーションは長く行っており、私自身も2年ほど前から、オンラインを活用して継続的に療育をしてきたご家族もいらっしゃいます。

そのような中で今回の機会をいただき、改めて実際に現地での視察ができること、お子さんたちを取り巻く環境を知れることにとてもワクワクしながら向かいました!

東京・竹芝から「おがさわら丸」に乗って24時間!東京から1000キロの船の旅です。
初日は快晴で絶景でした!

実際に訪れてみて感じたことはさまざまありますが、1番感じたことは、島ならではの小さな環境だからこその良さがたくさんあるということです。

島には「都住」と呼ばれる住宅がたくさんあり、ここに住む方がほとんどなので、この中でのご近所付き合いも盛んなこと(団地のようなイメージで、子どもたちも放課後に遊んでました)

小学校では、支援級もあり、そこでは個別にあった課題を行いつつ、普通級の授業の中にも凸凹のあるお子さんが自然と溶け込み、お友達が声をかけ合ってみんなで授業を受けている様子がありました。

もしかしたら、今ほど「発達障害」という言葉が一般的になる前は、どこでもこのような環境だったのかもしれないな、と感じました。

一方、島の方々が身近に療育を受けられる環境をつくることや、高校進学時の課題(小笠原にも高校はあるが、現在は特別支援ニーズのあるお子さんが通える体制はない)、高校卒業後の就職先や住まいの問題はまだまだ課題がありそうです。

コロナ禍もあって普及したオンラインでの療育は今後もTASUCとしても積極的に活用したいですし、今後は島での就労支援を目的にしたコンサルテーションも行えると良いかもしれないなと感じました。

また、現在自立の学校大船教室に通っているお子さん、ご家族にとっても、地域の面でサポートできるように、学校との連携、相談支援事業所との連携を、今後も進めていきたいなと感じました。

<おまけ>

最後に、小笠原でであったレアないろいろをご紹介します!プライベートでもまた訪れたい素敵な島でした🏝

ポケモンマンホール「ポケふた」ゲットしました😊
南国らしい植物にたくさん出会いました🌺
亀の刺身にメカジキのカツ丼、島寿司!魚が美味しかったです
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この記事を書いたスタッフ

吉本文香

吉本文香

2014年入社。作業療法士。 新卒でたすくに入社し、たすく鎌倉で7年勤務したのち、2021年度よりTASUC自立の学校鎌倉に参りました。 鎌倉をたすくスタッフ1愛していると自負しています! 楽しく学び、地域に根ざした教室になるために日々奮闘中です!

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