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2024.11.30カテゴリー:
自立の学校での三種の神器〜スケジュール〜
こんにちは!TASUC自立の学校大船教室の行森です。
街を歩いているとクリスマスやお正月など年末のイベントの気配が漂ってきていますね。教室のメンバーも「サンタさんに何を頼もうかな」という声も聞こえてきます🎅
先週から『自立の学校での三種の神器』シリーズが始まっています。
今週はスケジュールについて書いていきたいと思います。
スケジュールも、生活にはなくてはならないものとして、読んでくださっている方も色々なイメージが湧くと思います。それは、大人や子供も関係ないですよね。それを自立の学校でどうメンバーに教えているのかを今回は少しだけ紹介したいと思います。
スケジュールの機能的な目標には①指示 ②選択 ③自分の役割と他者に配慮した計画に分類されます。
①指示
自立の学校もやみくもに時間を過ごしてしまうとあっという間に帰りの時間になってしまいます。機能的な目標では、「2時間程度のスケジュールに専心して、時間までにノルマを達成する」ことが目標の一つとなっています。最初に決めたスケジュール(指示)にしっかり応じて、それを達成できるように取り組むことを大切にしています。メンバーによっては、「⚪︎分で⚪︎ページドリルを終わらせる」など量のノルマを決めてそれに向けて学習するお子さんもいます。
②選択
休憩など、自分が過ごし方をある程度決めることができるような状況でどう過ごすことを決めるのか。これも大事なスケジュールの要素になります。教室では、予定を立てる時に「休憩」もスケジュールに入れてもらっています。その時間にお菓子を食べるのか・本を読むのか・先生とトランプをするのか・・・教室の中でもできることがたくさんあります。
もちろん、どう過ごすのかも大事ですが、どれくらいの時間過ごすのかも大事ですね。休憩するにしても15分なのか、ちょっと疲れているから30分欲しいのかなどその時の自分の状況に応じて自分の予定を決めることにも取り組んでいます。
③自分の役割と他者に配慮した選択
共創学習が始まる前にはみんなで準備をします。「誰か~ちょっと一緒に机を持ってくれないかな?」という時に、自分のやっていたことを少しだけ後回しにしてそれに応じる。先日のたすく祭では朗読練習をしていましたがその練習をするときに「〇〇さん、⚪︎時から朗読練習しませんか」とお誘いを受けたので少しだけ予定を変更。自分一人で自立の学校で過ごすわけではないから、全て自分の思い通りにはなりません。そのような場面は日常生活の中にはたくさんあるので、自立の学校でもその練習をしています。
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これらを私たちスタッフは意識しながらメンバーたちと関わるようにしています。もちろん、スケジュールの力を身につけていく上でツールも重要になっていきます。お子さんたち自身がスケジュールを記入する「学習計画表」も教室ではメンバーに合わせて段階が設けられていて、それぞれに合う形で学べるように仕組み作りをしています。
たすくの三種の神器「スケジュール」の自立の学校での取り組みのご紹介は以上になります。
来週はタスクオーガナイゼーションについてご紹介する予定です。来週もぜひご覧ください😊
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自律的な学習をとおした個人別の指導
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