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2024.08.10カテゴリー:著者:吉本文香

教材マスターの集い実施報告「友達づきあいが苦手なお子さんの心理的支援のポイント」

こんにちは、自立の学校の吉本です🍉

夏真っ盛り!ですね。わたしは先日食べた三浦産のスイカが美味しくて、感動しました!

さて、今回のブログでは、先月開催いたしました教材マスターの集いの報告をさせていただきます😊

今回は、TASUCグループで心理の専門家としてアドバイザーをしていただいている篁倫子先生をお招きしての講義を中心に、「心を育てるコミュニケーション」「社会性を育む上で大切なポイント」を確認し、ワークショップもとても盛り上がりました✨

前半の講義では、お子さんの友達関係(人間関係)の発達についてや、友だち付き合いが苦手なお子さんの背景にあることを学びました。

そして、お子さんにとって、仲間と共に何かすることに「楽しい」「よかった」という体験を積み重ねていくことが何より大切な経験だというお話がありました。

これはまさに自立の学校のプログラムとしても、大切にしていることです😌

平日に毎日行っているカードゲームなどを通した社会性の学習の時間や、共創学習で取り組むスポーツや合唱、創作活動など‥集団での学習だからこそできる、「仲間との体験」をこれからもたくさん作っていきたいと思います!

そして、後半のワークでは、「ito」というコミュニケーションゲームを保護者の方と一緒に体験しました。

共通のテーマに沿って、価値観をすり合わせながら全員でゴールを目指すこのゲーム。実際に体験してみると、意外な価値観のずれがあったり、前提条件を決めないまま話を進めたことでのちょっとしたすれ違いがあったり…

お子さんたちとの日常的な関わりの中でも、きっとこのような場面は多いのではないかと思います。

だからこそ、お子さんたちと話をするときには、きちんと話の前提条件が伝わっているか、価値観のズレが生じている時にはそれを修正することも大切であることなどを、ワークを通じて学ぶことができました。

学習会以降、私たちもお子さんたちとも一緒にこの「ito」のゲームに取り組み、他者と価値観を共有することを体験し、また、ズレがあったとしてもそれを楽しみながら取り組んでいます♪

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さて、TASUCグループでは、8月31日に『発達凸凹公開セミナー』を開催いたします。弊社代表 齊藤宇開と、言語聴覚士の菅野先生をお招きして、「ことば」の育ちと支援のポイントをテーマに講演いたします。

発達障害に関する基礎知識や支援に対する考え方、支援者としてのコツなどを講義形式でお伝えします。

みなさまぜひ、ご参加ください!

お申し込みはこちらから

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この記事を書いたスタッフ

吉本文香

吉本文香

2014年入社。作業療法士。 新卒でたすくに入社し、たすく鎌倉で7年勤務したのち、2021年度よりTASUC自立の学校鎌倉に参りました。 鎌倉をたすくスタッフ1愛していると自負しています! 楽しく学び、地域に根ざした教室になるために日々奮闘中です!

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