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2023.10.21カテゴリー:著者:吉本文香

神奈川県作業療法学会で事例発表してきました😌

こんにちは!TASUC自立の学校大船の吉本文香です🥕

先日、「第19回 神奈川県作業療法学会」に参加し、口述発表をしてきました。

TASUCのスタッフには、作業療法士がたくさん!本学会にもたくさん参加していました。

TASUCでは、日々の臨床の記録を蓄積し、定期的な評価を行い、それを実践報告としてまとめることを大切にしています。

今回私は、これまでTASUCで約8年間関わらせていただいたお子さんについて、事例報告の発表を行わせていただきました!

今回私がテーマにしたことは、J☆sKepsの点数に応じて、「静態的な環境」から「流動的な環境」へ移行することによって、自律性の高まり、適応行動の増加が見られたということです。

TASUCでは、お子さん一人ひとりにJ☆sKepsアセスメントを実施し、点数に応じて必要な環境が選択できるようにしています。

J☆sKepsの得点が3点以下の場合には、決まったやりとりで予測できる行動を遂行する環境<静態的な環境>

J☆sKepsの得点が3点以上の場合には、予測がつかない事態や、他者との協調性を必要とする環境<流動的な環境>

での学びが有効であると考えています。

自立の学校が目指していることは、まさにこの<流動的な環境>

・大人が介入しすぎず、お子さん自身が自ら環境へ働きかけること

・時に予測ができないことが起こっても、応じられること

・他者との(流動的な)経験の共有をすること。例えば、勝ち負けがその時によって決まるゲーム

・情動の協調をすること。例えば、ゲームを楽しみ、その感情を友達と共有すること

今回私が発表させていただいたお子さんにとっても、この「流動的な環境」があったことによって、お子さん同士でのやりとりが増えたり、自ら行動する場面が増えたことを実感しています。

そして、その成長を数字も含めた結果としてまとめることによって、「成長した感覚」ではなく、「確実な成果」を確認することができました。

また、学会では様々な領域で働く作業療法の実践を聞くことができ、「作業療法」という世界の面白さ、「作業療法」の考え方を活かして、地域や学校という環境を変えていくことができるということを改めて感じました。

今後も、学会へ参加することで自分自身の知見の幅を広げ、お子さんたちへのより良い療育に繋げられるよう、自己研鑽を続けたいと思います😊

そして、たすくでは、毎年12月に「教材マスターの集いMAX」という、療育の実践発表会を開催しています。

全国の各教室のメンバーの保護者の方と協働で、実践を発表するこの会は、まさにたすくの「学会」であり、実践を共有するお祭りのようなイベント✨

自立の学校大船教室からも、ご家族と協働して、お子さんの実践、成長過程をまとめて発表いたします✏️

たすくメンバーの皆様、入会をご検討されている方、教室と繋がりのある支援者の方などにご参加いただけますので、ご興味があれば教室までお問い合わせくださいね😊

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TASUC自立の学校・大船では、

新規メンバーを若干名募集しています!

随時入会説明会・体験会を開催中ですので、

お気軽にお問合せください。

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◉たすくHP URL: https://tasuc.com

◉自立の学校HP: https://tasuc.com/lp/jiritsu-2/

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この記事を書いたスタッフ

吉本文香

吉本文香

2014年入社。作業療法士。 新卒でたすくに入社し、たすく鎌倉で7年勤務したのち、2021年度よりTASUC自立の学校鎌倉に参りました。 鎌倉をたすくスタッフ1愛していると自負しています! 楽しく学び、地域に根ざした教室になるために日々奮闘中です!

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