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2023.04.01カテゴリー:
「理学療法士が語る!からだの豆知識」身長編
こんにちは!TASUC自立の学校大船の行森です。
今日から新年度ですね。
新しい気持ちを胸に、色々なことに挑戦したいですよね。
そして、新年度にやることといえば・・・身体測定!(ちょっと無理やりでしょうか?)
自立の学校に通っているお子さんたちから「身長を伸ばしたい!」「この前より○センチ伸びた!」など身長に関するお話しもよく聞きます。
ということで今日のテーマは「身長ってどうして伸びるの?」です。
身長が伸びる=骨が伸びる
身長が伸びる理由、ズバリいうと「骨が伸びるから」なのです!
子供など若い骨には骨の末端の方に骨端線というものがあります。レントゲンで見ると本当に線が入っているように見えるのですが、そこの軟骨組織が伸びて骨の長さの伸びて、結果として身長が伸びます。大人にも厳密にいうとその組織はあるのですが、年齢を重ねるごとに組織が硬くなり伸びなくなっていくので一定の時期をすぎると身長が伸びなくなっていきます。
つまり身長を伸ばすためには、その骨端線の軟骨が伸びる活動を促さなければいけないのです。
活動を促すために必要なこととして「成長ホルモンの分泌」が挙げられます。
これは、夜寝ている間、しかも深い眠りにより多く分泌されるので、質の良い睡眠が必要になります。
そして、「牛乳を飲みましょう!」と昔から言われている様に骨を作るもととなるカルシウムなど栄養をしっかり摂ることも大切です!
成長痛予防のために、運動も大切
そして、身長を伸ばすときに合わせて確認していきたいのは筋肉の柔らかさです。
骨はある時期にはどんどん伸びていきますが、当然それと一緒に筋肉も引き伸ばされていきます。骨の成長に筋肉の伸びがついていけず相対的に身体が硬くなっていってしまうことで、身体のバランスが崩れて成長痛などの痛みといった症状に発展してしまうこともあるので、適度なストレッチ・運動をしていくことが大切です。適度が大事です!ハードに運動し過ぎてしまうと今度は関節に負担がかかってしまうんです…何事もほどほどが大切ですね。
自立の学校大船では、春休みなどの長期休み期間や土曜日に運動プログラムを実施しています!
お子さんたちの身長だけではないたくさんの成長を感じながら、楽しく身体づくりをしていきたいと思います。
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自律的な学習をとおした個人別の指導
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