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2023.01.14カテゴリー:著者:TASUC自立の学校・鎌倉大船教室スタッフ

冬休みプログラム〜身体づくりの実践〜

こんにちは!TASUC自立の学校大船の行森です。

3学期がスタートした学校も多いですね!私も気を引き締めていきたいと思います。

冬休み期間中、自立の学校では身体づくりプログラムに取り組みました!

リズムに合わせて身体を動かし、各自自分の体の使い方を考えながらトレーニングを行い、最後には深呼吸してリラックスという同じ内容を毎日取り組みました。そこで私は「継続は力なり」であることを改めて実感したので、ブログを書かせていただきますね!

今回は毎日同じプログラムで実施しました。その大きな目的は、「お子さんたち1人1人に自分で成果を実感してほしい」という願いからでした。身体の発達段階、運動の得意不得意は人それぞれですし、ポイントとしたい要素も全く違います。でも、身体づくりは今だけでなくこれからの長い長い人生で必要なことの一つなので、同じ内容だからこそ前回との比較がしやすいと思い、参加してくれたお子さんが少しでも「できた!」「上手になった!」とポジティブな気持ちで取り組んでもらえたらと思って考えました。

2週間という期間の中でも十分に上達も見られました。例えば、「足踏みダンス」という音楽に合わせてダンスのように手足を動かすというプログラムでは、最初に始めた頃には手足が逆になっていたり、拍手をするタイミングがずれていたりしているお子さんもいました。でも、その中の一つの動きをピックアップしてみんなでゆっくりのテンポでタイミングを合わせたり、回数を重ねていく中でどんどんと上達をしていきました!


「全身を曲げる姿勢」「全身を伸ばす姿勢」は、重力に抗した姿勢を保つことが狙いの運動ですが、お子さんの段階によって、腹筋や背筋を鍛えるためのプログラムとしても取り組みました。冬休み期間中だけでも、保持できる時間が伸びたり、同じ体勢でピッタリと止まれるようになってきたりと、お子さんそれぞれに良い変化を見ることができました。

スクワットキープはペアになって取り組みました。一緒にやることでペアのお友達とタイミングを合わせて運動に取り組む力を身につける練習になります。最初はペアの人の方を強く掴んでしまったり、スクワットの高さがバラバラでお互いにやりづらくなってしまっていたりすることもありました。でも、回数を重ね、スタッフが身体に触れながら適切な体勢を教えることで上達し、美しい体勢でキープすることができるようになりました!

プログラム後半には、お子さんに感想を聞いてみると「上手になったと思う」「たくさんできるようになった」と嬉しい声も聞くことができました。

そして、全体を通して次なる課題も見えてきました。お子さんたちと取り組む中で見えてきたのは、「正中線の保持」が課題になるお子さんが多かったことです。お手本の映像やスタッフの動きを真似することはできても、それを同じ姿勢で保持し続けることは難しく、ユラユラと揺れてしまうこともありました。これは、生活の中で例を挙げると「姿勢を正して座る」と言ったこととも関連してきます。

そして、身体づくりの根幹として忘れてはいけないのは、やはりプログラムを継続して楽に座り続けられるようになったり、良い姿勢ができることで他者に良い印象を与えたりと、お子さんたちの生活を豊かにしていくことだと思いました。

今回のような長期休み中だけではなく土曜日なども活用しながら定期的に身体づくりの機会を作っていきたいと考えています!

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