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2022.11.26カテゴリー:著者:行森友美 

ティータイムを通して社会性の学習を

こんにちは!TASUC自立の学校大船教室の行森です。

早いもので11月も終盤・・・。教室ではクリスマスにサンタクロースにプレゼントは何をお願いするのかといった話題もチラホラ聞こえてきました。

今回は「社会性」について書かせていただきます。

TASUCでも「機能的な目標」の一つとして挙げていて、例えば「相手が何をしようとしているのかを観察して、自分の行動を合わせることができる」や「順番を守って活動することができる」があります。

では、いざ社会性を身につけよう、社会性を高めようと考えた時に。皆さんはどのようなことをしようと考えますでしょうか?私は、TASUCに勤め始めてから(今もですが)そのような様々なことを考えたり、悩んだりしています。そこで、自立の学校大船教室で行っている「ティータイム」について書かせていただきます。

「ティータイム」とは自立の学校で取り組んでいる15分間の「グループ別社会性の学習」の通称です。言葉通りにお茶を飲んで休憩することもありますが、基本的には小集団でのカードゲームやボードゲームをとおして、グループの中での社会性の向上を狙いに取り組んでいます。

遊びをするとしても、始めるまでにいろいろ決めることがありますよね!

何して遊ぶかもそうですが、遊びが決まってからはルールは?順番は?勝ち負けの決め方は・・・?となるんです。それを子どもたちが主体的に話し合って、確認しあって遊びを始められるように、スタッフは子どもたちと同じ立場で参加し、時々フォローする程度に留めています。

まだ会う回数が少ない時はお子さん同士がじっと黙って座っていてお見合いのような時間も生まれることもあります(笑)。それでも時間や回数を重ねるごとに会話が増えていき、ぞれぞれのお子さんがどんな子なのかが分かってきたり、どのお子さんがどの遊びが強いのか、はたまた苦手な遊びはあるのかを知ることができます。これらを通して、「相手が何をしようとしているのかを観察して自分の行動を合わせることができる」などの社会性の学習をしていきます。

社会性を身につけるということは「困っている人を助ける」ということにも繋がっていきます。私自身は積極的に他者と関わっていくことは決して得意ではないですが、私がしたことで相手に感謝されたり、力になれた時はとても充実感を感じます。そして、社会性を身につけるには机上の勉強ではなく経験が何よりも物を言うのではないかとも考えています。自立の学校のティータイムの経験を通して、お子さんたちには学校や将来の社会生活で楽しく他者と関わっていけることを願いながら、私も一緒に全力でティータイムで遊んでいきたいと思います!

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この記事を書いたスタッフ

行森友美 

行森友美 

2022年入社。理学療法士。TASUCに勤める前は病院で勤務していました。ずっと神奈川県で生活をしています!

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