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2025.10.11カテゴリー:
大船教室スタッフ 寺澤の小ネタ帳5

こんにちは。やっと涼しく、というか、秋めいてきましたね🍂
教室の子どもたちからは体育祭や合唱祭と学校行事の話題で盛り上がっています。
このシリーズも久しぶりになってしまいました。
今回は8月にパフォーミングアーツプログラムの一環で行った合奏プログラムについてと、そこで私が感じた事について書きたいと思います。
パフォーミングアーツについては他のブログでも紹介しているのでぜひご覧くださいね。
▶️パフォーミングアーツに挑戦! 〜ペープサート〜
▶️作品展を開催しました🎨〜パフォーミングアーツ〜
キーボード合奏
今回新しい音楽分野のパフォーミングアーツの試みとして、キーボードを使って合奏をするプログラムを行いました。
キーボードはボタン1つで弦楽器や管楽器などの音色に変えられること、指で押すだけで音が鳴るというのが魅力です。特別な技術がなくても合奏ができる、という点でキーボード合奏を採用しました。

プログラムの様子
楽譜を読むことは難しいことなのか
楽器はなんか音が出せることはできた!よし、何か曲を演奏したい!という気持ちはあっても、「楽譜が読めない」という壁を感じたことがある人も多いと思います。
今回のプログラムに参加してくれたメンバーは音楽経験も学年も特性も様々。楽譜を読むということに初めて挑戦するメンバーもいました。
言語だけで説明したり、伝えて理解することは少し難しいメンバーも。そこで、楽譜に書いてある音をアルファベットでも表記し、鍵盤にも同じようにアルファベット(音名)を書き、楽譜の音と鍵盤の場所をマッチングできるようにしました。

こうすることで楽譜に書いてある音を順番に演奏することができました。拍やテンポを合わせることは繰り返し練習です。
ピアノを1から始める時によくある導入の方法ですが(鍵盤に色のシールを貼ったりするイメージがある方もいると思います)、視覚的な情報が受け取りやすいメンバーにとってもわかりやすく伝わる方法のようです。
楽譜というのはそもそも非言語ですし、いくつかの決まった組み合わせで構成されているので、今回のようにちょっと工夫すれば誰でも楽譜を再現できる。楽譜を読むって特別難しいことでもないのかも と改めて思いました。
それもこれも“学習を支える学び”が大事
今回のような楽器を演奏する場面でも、私たちTASUCが大切にしているJ⭐︎sKepsが大事だということを改めて感じました。
・情報を聞き取りやすいように姿勢を整えて着席する
・指示を理解して活動を遂行する
・指揮という少し離れた合図を見る
・楽譜と鍵盤を交互に見る など・・・
これらの、学習をする上で必要な力(学習を支える学び)があって学習(スキル)が身についていくのだなと感じました。
合奏!
今回演奏した曲は誰でも知ってるゲーム音楽のテーマソングを、少しアレンジして演奏しました。ゲーム音楽とキーボードの電子音がとてもマッチしていました✨
合奏をする楽器の選定と、楽譜を読む上での少しの工夫と支援技術で合奏の可能性が広がる事を実感することができました。
いつか皆さんの前でお披露目できたらと考えています!
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自律的な学習をとおした個人別の指導
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