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2025.02.08カテゴリー:著者:吉本文香

自立の学校のアカデミック〜国語〜

こんにちは、TASUC自立の学校大船の吉本文香です。

鎌倉の街中では梅の花が咲き始めています。まだまだ寒い日が続きますが、春の訪れを感じます🌸

さて、今回のブログは前回のブログ👉自立の学校のアカデミック〜算数〜 に続き、

自立の学校での「アカデミック〜国語〜」の取り組みについてご紹介したいと思います!

 

たすくの機能的な目標におけるアカデミック 国語の中には、①読書 ②漢字仮名交じり文 が含まれています。

①読書📖

読書の項目におけるゴールは「絵本・小説・漫画・歴史物等を読んで、簡単な感想文を書いて、報告し合うことができる」です。

読書の名の通り、物語等を声に出して音読することからスタートし、内容の理解、感情の変化等の読み取り等も狙いにしています。

また、それを言語の力として感じたことを文章にしてまとめる力も要する項目です。

自立の学校では、「自律的な学習」の時間には教科学習を重視しています。お子さんそれぞれの段階にあったドリルを使用して、文章読解の力を身につけます。

また、文章を書く力をつけるために、「思考日記」というオリジナル教材を用いて、自分の出来事やその感想を日記に書くことに取り組むことも指導を行っています。

 

②漢字仮名交じり文✏️

漢字仮名交じり文のゴールは、「新聞の見出しを参考に、指示された内容の記事を見つけることができる」です。

一見、限定的な目標に思われるかもしれませんが、例えばカレーを作る際にルーの箱から「作り方」の記載を見つけることや、バスの乗り換え案内図から自分の乗りたい行き先の路線を見つけることなどにもつながるかもしれません。

日本語において「かな」は表音文字、「漢字」は表意文字であるため、脳の中の別々の経路で処理されています。

よく、小学校低学年向けの文章は全てひらがなで書かれていることがありますが、

ぎゃくにいみがわかりにくくなってしまうことは、こちらのぶんしょうをよめば、ごりかいいただけるかとおもいます。

前置きが長くなってしまいましたが、自立の学校でも漢字と仮名を交えて文章を書くことを大切にしています。

学習計画表を記載する際、日記を書く際など、お子さん自身ではひらがなで書いてしまっている場合は「これは漢字で書いてみよう」などと助言をしながら、よく使う言葉、漢字で覚えた方が良い言葉は漢字で書くように指導しています。

▶︎継続して取り組むことで、自分で書けるようになる漢字が増えています。

自立の学校での国語の取り組みは、主に学習の中で取り組んでいることではありますが、ただ単に教科学習ということだけでなく、「機能的」であることも意識しながら指導を行なっています。

次回は、機能的な目標「手を育てる」についてのブログを書く予定です✏️✂️

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この記事を書いたスタッフ

吉本文香

2014年入社。作業療法士。 新卒でたすくに入社し、たすく鎌倉で7年勤務したのち、2021年度よりTASUC自立の学校鎌倉に参りました。 鎌倉をたすくスタッフ1愛していると自負しています! 楽しく学び、地域に根ざした教室になるために日々奮闘中です!

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