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2022.02.06カテゴリー:著者:佐藤歌恋

TRY!HAMA 保護者との協働の場を創りたい!子どもたちの「仕事」について考える。第1回見学会

こんばんは。たすくの佐藤歌恋です。

以前、このブログでも書かせていただいた「TRY!HAMA」について書かせていただきます。

「TRY!HAMA」とはなんぞや?という方は、こちらをご覧ください!

子どもたちの「仕事」について、保護者と協働するための「TRY!HAMA」では

先日、第1回目の見学会をさせていただきました。

見学先は、おしゃれで美味しいチョコレートで有名な工房とその店舗でした。

当日は保護者4名とスタッフ3名で見学をさせていただきました。

見学中は、保護者の方から沢山の質問が出されました。

どの質問も、「子どもがもし、ここで働くならば」という目線から来るもので、

今回のような職場見学は初めてだった私にとっては、「なるほど!そういうところを大切に思っているのか!」と、とても刺激的な時間でした。

見学中の質疑応答や、見学後の感想から、大切な視点だと感じた項目をいくつか絞らせていただき

以下に書かせていただきます。

●様々な種類の仕事があることで、一人一人に合った仕事のマッチングがしやすい。また、レベルアップもできる。
▶︎加工、梱包、組み立て、販売など、様々な仕事があることで、個々の実力やスキルに応じた仕事を得ることができます。教室に来る子どもたちを見ていても、「この子は仕分けをするのが得意だな。」とか、「この子は立ち仕事のできる体力があるな」とか、子どもたちには強みにできる特性があります。そんな特性を活かして得意を作りつつ、時には新しいことにも挑戦して、職場の仲間たちに期待されたり、称賛されたりしながら働くことができたら、きっと子どもたちは幸せだと思います。

●いい商品を作ることが、利用者の工賃アップや働く意欲に繋がっていく。
▶︎自分の作ったものが綺麗にお店に並んでいたり、実際にお客さんの手に渡るところ目にしたりするなど、自分の仕事が形になり、人に喜んでもらえるという場面を体験することは、働くことのモチベーションに繋がります。もっと上手く作業を遂行したい!沢山個数を作りたい!誰かに褒められたい!喜んでもらいたい!という内発的動機づけをくすぐる仕組みが大切だと思います。

●職場の雰囲気は働く上で大切。
▶︎工房に足を踏み入れた時に、働かれている皆さんが一斉に「おはようございます!」と挨拶をしてくださったのが印象的でした。
 小さなグループに分かれて先輩が後輩を教えるという文化があったり、一人一人に任された役割があったりすることで、所属欲求や承認欲求が満たされます。自分はここ(職場)に必要な存在である!と感じられることがどんなに幸福なことか。一人一人が輝いているからこそ、良い雰囲気の環境が出来上がるのだなと感じました。

●障害程度の重い人でも、ある程度の基準を満たすことで就労させてもらえるかもしれないと希望が持てた。
▶︎食品を扱っているので、清潔さは必要不可欠です。それから、ふらふらと歩き回らないことというのもポイントに挙げられていました。今回お話にあがっていた、清潔さや、立ったまま作業をすることも、日頃の療育で意識して取り組めそうなところだと思っています。身支度や手洗い等のスキルは正しい方法を教え、繰り返してルーティンに。姿勢の保持は身体づくりを通して身体の使い方を学んでいくことで力をつけていくことができます。
       
●ジグや見本などの視覚支援が重要
▶︎お菓子の配置の仕方が書かれた紙や、実際の完成品を見ながら手際よく梱包をしていました。たすくでも日々大切にしている主体性。本人が理解できる提示の仕方をすることは、支援者のエチケットです。本人に適した指示の出し方をすることで、作業効率がよくなるだけでなく、作業をすることへの意欲にも繋がります。

TRY!HAMAでの見学は、「自分の子どもにとって、どんな環境だったら子どもは幸せに働けるだろうか?」と考え、イメージしてもらうことが目的でした。

お母さん方の質問や、いただいた感想から、参加されたお母さん方のニーズをまとめると

●自分の仕事の成果が見える仕組みがあること
●従業員同士の関係性、環境の雰囲気が良いこと
●誰もが「手に取りたい!」と思うクオリティーの高い商品づくり
●わかりやすい指示提示(作業環境の構造化)が成されていること
●スキルアップの仕組みや、自分の適正を判断できる機会があること

が挙がりました。

「無いものを創ります。有るものは手伝います。」

この言葉は、たすくのスタッフが毎朝読んでいる「たすくナビゲーター」の一節です。

私たちは、良い例から学び、仕組みを整え

もちろん、子どもたちにも力をつけて。

子どもたちの「やりたい仕事」に応えるための取り組みをコツコツと進めていきたいと思っています。

次の見学は2月の中旬。ものづくりの工場を見学させていただく予定です!

タグ:
仕事保護者協働工房挑戦療育発達発達障害見学身体

この記事を書いたスタッフ

佐藤歌恋

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